学習指導要領の話は今回で終了です。
簡単な学習指導要領の変遷と時事ネタになります。
詰め込み教育(学級崩壊)
→ゆとり教育(学校週5日制)
→生きる力(小学英語開始)
→思考力・判断力・表現力(プログラミング的思考力)
2021年度の学習指導要領改訂では、
前回書きましたが、通知表の観点項目が変更になりました。
関心・意欲・態度から暗記・応用へと観点の順位が変更。
小学生英語が2年早まり、小3からスタート。
小5,6では英語が教科として開始しました。
アクティブラーニングが授業で取り入れられることになりました。
アクティブラーニングとは、先生が一方的に教えるのではなく、
先生と生徒たちが双方に意見を出し合い、正解を導く授業になります。
「アクティブラーニング」を勘違いする生徒が多数おり、
数学は計算が出来なくても大丈夫。
自分は人前で話せるからアクティブラーニングの授業は
評価が高いという、根拠のない自信をもつ生徒がいました。
この生徒たちは、
自分の意見を述べるだけではなく、
論理的に話すことが求められているという点が
「抜けて」いました。
あわせて「プログラミング的思考力」という言葉も
話題になりました。
Gripキッズ八千代緑が丘校では、
ロボット教室も開講しているのですが、
2020、21年は、「プログラミング」の
問い合わせが非常に多かったです。
「プログラミング的思考力」という文言を目にして
これからはプログラミングだ!PCのスキルだ!と
思っている保護者様が多かったです。
文科省が言っているのは、
「プログラミング力」ではなく
「プログラミング的思考力」なのです。
「プログラミング的思考力」は日本語にすると
「論理的考え」
この「プログラミング的思考力」を紐解きます。
たとえば数学で、答えのみを求めるのではなく、
なぜ?この解答になったのか?を言葉で説明する「力」
これが「プログラミング的思考力」です。
昔の算数・数学のイメージは単純な計算問題。
文章を読んで式を作って計算する文章問題。
が多数の方のイメージだと思います。
現在は文章問題が出されたら、式を作る、
このときに、なぜ?この式になったのか??
を筆記で書かせる問題が多くなっています。
小学2年生で掛け算を習います。
文章題が出されたとき、
式が 7×6 でも 6×7でも
答えは一緒になります。
この際に
「答えはあっているけど、式は違うよね?」
と伝えると、
ほとんどの子どもたちは
「答えがあってるからどっちでも良いじゃん」
と言ってきます。
確かにその通りなので、
掛け算を覚えている事に対しては
誉めるのですが、
1袋7個のアメが6袋あるのか?
1袋6個のアメが7袋あるのか?
これを論理的に考えると、
7×6と6×7は
やはり違います。
このブログは保護者様が見ているかと思いますので、
お子さまのテストが返却されましたら、
答えがあっているからOK
間違っているからダメ ではなく、
例えば正解している問題で
「どうして?この式になったの?知りたいなぁ教えて欲しいなぁ」
とお子さまに聞いてください。
得意になって教えてくれると思います。
聞く場合は、不正解よりも正解の問題が絶対によいです。
そしてお子さまが論理的に説明できたら、
頭の中でロジックが組み立てられていると思います。
またお子さまに多いのが、
「~で~で~だから~で~だよ。」
句読点が多すぎで説明が苦手。
聞いている途中で飽きてしまいます。
この場合、
「ゆっくり教えて欲しいなぁ」と言い
「~で~で」と2回くらい続いたら
「~で~なんだね」と一旦説明を切ってしまいます。
そうすることで「説明は短く」というパターンを
小さい学年で植え付けます。
小5,6くらいになると
自分の中で説明のパターンができるようになります。
今回は少し長々と書いてしまいましたので
また次回書きたいと思います。
Gripキッズ八千代緑が丘校では、
学習を中心に療育を行っていますが、
学習以外に、工作、ゲーム等を組み合わせた
集団療育も毎日実施しています!!
Part5【学習指導要領】Gripキッズ八千代緑が丘校
Gripキッズ職員日記📝
25/04/11 18:53
