ある日のこと。
Gripキッズ八千代緑が丘校で、
生徒たちのやりとりに耳を傾けていると、
ふとこんな声が聞こえてきました。

「●●くんは左利きだから、右側の席を譲るね」

ん？どういうことだろう？と気になって、
そっと様子を見てみると…

なるほど。 左利きの●●くんが、
机に向かって字を書くとき、
利き手が壁にぶつからないように、
右側の席を選んでいたんです。

そしてそのことを理解していて、
自然に席を譲っていたのが、右利きの子。

「僕は右利きだから左側の席だよ」

なんてさりげない、でも深い気づき。
すごくステキな優しい思考です！！

壁に腕が当たると、確かに書きにくい。
そんな“ちょっとした不便さ”に気づき、
相手の立場に立って行動できる優しさに、
思わず心があたたかくなりました。

子どもたちの中に育っている「思いやりの芽」。
それは、日々の療育中に感じ取ることができた瞬間でした。

この生徒の声を参考に、
新規開校の第二教室では、
右利き、左利きに優しい
個別ブースをご用意致しました。
右側と左側の片方の壁が無いブースです。

高学年や中学生などは、
学習において集中しやすい環境に
なっていると思います。

Gripキッズ八千代緑が丘校は、
ルールや約束ごとを大切にする
「放課後等デイサービス」です。

だからこそ、子どもたちの小さな成長を
日々、しっかりと感じられる「場所」
でもあります。