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障がい特性と言葉の遅れかた

教室の毎日
 皆さんこんにちは。
 言葉のにわ‐宝‐ 保育士・精神保健福祉士の宮尾です。
 9月も半分過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
 朝夕の気温差も激しいのでご自愛ください。

 さて今日は、当事業所の言語療育の一部をご紹介したいと思います。

 【障がい特性と言葉の遅れ方】
 お子様の発達や言語面についてお悩みのご家族から寄せられるのが、「うちの子、言葉が遅れていて・・・」「言葉が遅いんです」という風にお話しくださいます。
 一口に『言葉が遅れている』と言っても、活舌が悪く、発音が明瞭でない場合でも、文法的能力が未熟である場合でも、すべて『言葉が遅れている』と表現できます。
 お子様の言葉の遅れ方は、それぞれの障害特性(ASD、ADHD、LD、知的障害児etc…)等に応じて様々。
 正しく評価をして適切にアプローチをしていかなければなりません。
 例えば、『知的障害の方の遅れ方』の場合。
 言葉の知識そのものが定着しにくいので、絵本等の教材を出すたびに「これはバナナだね」「この子は走っているね」のような声かけ(実況中継)をこまめに、様々な『話言葉の表現』を聞かせてあげる必要があります。
 また、言葉を教える際には、ゆっくりと丁寧に、繰り返し教えてあげるとよいです。
 知的障害児は、言語の基礎である語彙力(ことばの知識力)や統語力(文章を作る力)が育ちにくい傾向にあるので、その部分にも着目してトレーニングを実施してまいります。

 当事業所では、指導員全員が言葉の先生。
 個別、小集団、集団においてのあらゆる場面でトレーニングが提供出来るように、民間資格ではありますが、言葉の先生の資格取得を義務づけております。

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