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お子さんの行動が変わる“死人テスト”

教室の毎日
 今回は、お子さんの行動が変わる“死人テスト”についてお話します。

 日常の中でこんなことはありませんか?
・「やっちゃダメ!」と言ったのに、やってしまう…。
・「走らないで!」と注意した後すぐに走り出してしまう…。
それは、お子さんに誤ったメッセージを送ってしまっているからかもしれません。どうすれば適切なメッセージになるか、それは“死人テスト”をするとわかります。

 子どもには正しい“行動”を伝えなければいけません。行動とは「死んでいる人にはできないこと」です。

 つまり行動とは「生きている人にしかできないこと」です。声かけが、「生きている人にしかできないこと」になっているかどうか考えてみましょう。

 実際に例を挙げてみます。
“物は投げない!”
・死んでいる人はもちろん物は投げられません。つまり“投げない”ことは死人にもできることなので行動ではありません。この声かけは△です。
→「物は投げちゃだめだよ」の後に
「いらないなら置こうね」「嫌なことがあったらお話ししようね」
などと声をかけます。「置く」や「お話しする」「渡す」「片付ける」など、生きている人にしかできないことで声かけをしていきます。

“走らないで!”
・これも、死んでいる人は走りません。死人でもできることなので行動ではありません。よってこの声かけも△です。
→「走っちゃダメだよ!」の後に
「一緒に歩こうね」「手を繋いで歩こうね」
などと声をかけます。「歩く」や「手を繋ぐ」など具体的な行動を伝えるとわかりやすいでしょう。

 否定形の声かけは良い声かけとは言えません。“どうしたら良いか”正しい行動(生きている人にできること)を伝えるとお子様も何をすれば良いのかわかり、すっきりするかもしれません。どのようにすればお互いに気持ちよく過ごせるのか、具体的な言葉でコミュニケーションをとっていけると素敵ですね。

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