こんにちは。
LITALICOジュニア此花教室です。
日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じられるようになりましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今日はお子さまの「問題行動」についてご紹介したいと思います。
嫌なことがあると頭を打ちつける、図書館でわざと大きな声をだして大人の反応の楽しんでいるなど、大人が対応に困ってしまう事、ありませんか?
そんなときは、まずお子さんがなぜ困った行動をするのか、考えてみましょう。
困った行動をしてしまう、4つの主な理由
■逃避・回避
例)・目の前のことをやりたくない
・どうすればいのかわからなくて、取り組みたくない
■モノ・活動の要求
例)・手元にない◯◯が欲しい!
・活動に参加したい
・何かをしてほしい!
■注目要求
例)・大人の注目を引きたい!
・お友達に気づいてほしい!
■自己刺激
例)・その活動自体が楽しい
・その活動をしていると落ち着く
これらの主な4種類の理由にわけられると考えられています。
もちろん「回避と注目要求」など理由が2つ以上重なることもあります。
困った行動をなんとかしたい…と考えるときは、困った行動の後の出来事に注目すると良いでしょう。
お子さまの行動の理由、4つすべてに共通するアプローチは「望ましい、良い行動の場面に注目し、褒めたり、その行動を認める」という事です。
大声をだして要求が通った、とお子さんが経験し学んでいくように、良い行動にも注目され褒められたり認められていくと、良い行動は増えていくと考えられます。
すると、困った行動の割合はゆっくりと減っていくでしょう。
その上で、もう少し細かいアプローチの視点は…
■困った行動が起きないよう、事前に出来る工夫を考える
■困った行動の代わりになる、より良い伝え方や行動を教える
■困った行動の後に、お子さんにとって「嬉しいこと、良いことがある」「嫌なことをしなくて済んでしまう」という状況を控える
この3点です。
常に心がけるのは難しいかもしれませんが、特に「困った行動がおきないように事前に工夫する」という環境調整の視点は大切にしてみると良いでしょう。
具体的な困りやお悩みがございましたら、いつでもスタッフにお声がけください^^
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お子様の問題行動について
教室の毎日
23/02/24 16:59