今回ご紹介させていただくのは、小学3年生のK君です。
K君は、1年生の5月から、本事業所、安城市にある児童発達支援・放課後等デイサービスAliveGYM(アライブジム)を利用されています。
集団行動ややりたいことを中断されることが苦手で切り替えが難しい、泣き声や甲高い声が苦手でいらいらすると人や物に当たり自傷がある、運動は好きだが危ないこともするということで、保護者様からのご相談があり、個別で運動療育をメインで行っている、本事業所の利用に至りました。
利用し始めた当初は、指導員が提案する運動に対しては、「やらない。」と拒否することが多く、目についた器具を自分で取り出して、自由に動くことがよくありました。大きなバランスボールを蹴って隣で運動をしている友達に当たりそうになったり、アンバランスな状態で倒立を始めたりと、ひやりとする場面もありました。そんな中、どうしたらK君が指導員の提案した運動をしてくれるだろうかと考え、倒立が好きなK君だから組体操ならしてくれるかも…と、運動メニューの中に組体操の1人技や指導員と一緒にできる2人技を取り入れていきました。知らないこと、慣れないこと、見通しがつかないことに配慮するために、どんな体勢をするのかを手書きした絵カードも用意しました。組体操を気に入ってくれたK君。ブリッジを自分でできるようになったことをきっかけに少しずつ本事業所で運動することを楽しめるようになり、繰体操以外の運動も前向きに取り組むようになりました。
AliveGYMでは、できていることを褒め、その後、次にがんばってほしいことを一つずつ伝えることを心がけています。自分がしている動きを修正されることが好きではないK君。大人から声をかけられると注意される、止められる、叱られる…と思ってしまうのでしょうか。できていることを褒めようと思っても、話そうとすると、「いいからいいから。次何するの?」と、なかなか話を聞いてくれない時期がありました。根気よく向き合い、「聞いて!褒めたいんだけど!」とK君に伝えると、「えっ?」とびっくりしたような表情で、その後、とても照れ臭そうに話を聞いてくれました。
AliveGYMの2号店、AliveGYM nextでは、個別の運動療育だけでなく、2人から4人ほどの小集団活動も行っています。K君が3年生になった今年度4月から、5年生と6年生の上級生の子が2人で運動するようになりました。自分がしたいことが優先だったため、お兄さんたちがまだ行っていても「次は?」と待てずに要求してしまうことがありましたが、徐々にお兄さんたちと同じ指示を聞く、待つ等ができるようになりました。気が付くと、3人で運動をすることができるようになっていました。ふざけてしまってお兄さんに叱られたとき、謝ることができませんでしたが、指導員からの促しで、「ごめんなさい。」と言えるようにもなりました。
そして、現在、指導員が計画した運動をお兄さんたちと一緒にすることができています。楽しくなると動きが雑になることがありますが、「K君。」と軽くたしなめられるだけで、「分った、分かった。」と自分からやり直しをするまでになっています。
過去には、「AliveGYMなんか来たくない。やめる。」と、指導員に思いをぶつけた時期もありました。今、笑顔いっぱいで2人のお兄さんたちと楽しく運動している姿を見ると、K君の成長を心から嬉しく思います。お兄さんたちと一緒に運動することで、よりよい人との関わり方を見つけていきながら、ますます成長していくであろうK君を指導員一同、これからも全力で応援していきます。
K君は、1年生の5月から、本事業所、安城市にある児童発達支援・放課後等デイサービスAliveGYM(アライブジム)を利用されています。
集団行動ややりたいことを中断されることが苦手で切り替えが難しい、泣き声や甲高い声が苦手でいらいらすると人や物に当たり自傷がある、運動は好きだが危ないこともするということで、保護者様からのご相談があり、個別で運動療育をメインで行っている、本事業所の利用に至りました。
利用し始めた当初は、指導員が提案する運動に対しては、「やらない。」と拒否することが多く、目についた器具を自分で取り出して、自由に動くことがよくありました。大きなバランスボールを蹴って隣で運動をしている友達に当たりそうになったり、アンバランスな状態で倒立を始めたりと、ひやりとする場面もありました。そんな中、どうしたらK君が指導員の提案した運動をしてくれるだろうかと考え、倒立が好きなK君だから組体操ならしてくれるかも…と、運動メニューの中に組体操の1人技や指導員と一緒にできる2人技を取り入れていきました。知らないこと、慣れないこと、見通しがつかないことに配慮するために、どんな体勢をするのかを手書きした絵カードも用意しました。組体操を気に入ってくれたK君。ブリッジを自分でできるようになったことをきっかけに少しずつ本事業所で運動することを楽しめるようになり、繰体操以外の運動も前向きに取り組むようになりました。
AliveGYMでは、できていることを褒め、その後、次にがんばってほしいことを一つずつ伝えることを心がけています。自分がしている動きを修正されることが好きではないK君。大人から声をかけられると注意される、止められる、叱られる…と思ってしまうのでしょうか。できていることを褒めようと思っても、話そうとすると、「いいからいいから。次何するの?」と、なかなか話を聞いてくれない時期がありました。根気よく向き合い、「聞いて!褒めたいんだけど!」とK君に伝えると、「えっ?」とびっくりしたような表情で、その後、とても照れ臭そうに話を聞いてくれました。
AliveGYMの2号店、AliveGYM nextでは、個別の運動療育だけでなく、2人から4人ほどの小集団活動も行っています。K君が3年生になった今年度4月から、5年生と6年生の上級生の子が2人で運動するようになりました。自分がしたいことが優先だったため、お兄さんたちがまだ行っていても「次は?」と待てずに要求してしまうことがありましたが、徐々にお兄さんたちと同じ指示を聞く、待つ等ができるようになりました。気が付くと、3人で運動をすることができるようになっていました。ふざけてしまってお兄さんに叱られたとき、謝ることができませんでしたが、指導員からの促しで、「ごめんなさい。」と言えるようにもなりました。
そして、現在、指導員が計画した運動をお兄さんたちと一緒にすることができています。楽しくなると動きが雑になることがありますが、「K君。」と軽くたしなめられるだけで、「分った、分かった。」と自分からやり直しをするまでになっています。
過去には、「AliveGYMなんか来たくない。やめる。」と、指導員に思いをぶつけた時期もありました。今、笑顔いっぱいで2人のお兄さんたちと楽しく運動している姿を見ると、K君の成長を心から嬉しく思います。お兄さんたちと一緒に運動することで、よりよい人との関わり方を見つけていきながら、ますます成長していくであろうK君を指導員一同、これからも全力で応援していきます。