36歳の時に糖尿病と診断された私は、それ以来、私生活を見直しました。
食事は三食しっかり摂り、何よりも野菜が中心。ベジタブルファーストという言葉通り、先に野菜を食べることで血糖値の急激な上昇を抑えます。夕食には米や麺などの炭水化物は控えます。
睡眠の質を高めるため、温めのお風呂に肩まで浸かり全身をマッサージ。自律神経を整えるため入浴後はできるだけスマートフォンの使用は避け、リラックスした状態で眠ります。
そして、運動。診断を受けてしばらくは帰宅後に30分程のジョギングを行っていたのですが、案の定長くは続かず。
帰ってからいちいち着替えるのがめんどくさくなってしまったのと、お腹を空かせて帰ってくるので「まず飯!」なのです。で、食べたら食べたでお腹が重くなって走る気すら起きず。そんなこんなでリズムが作れず挫折を繰り返していました。
これではいかん!と、始めたのが「自転車通勤」。それまで電車通勤だったのですが、もともと満員電車が苦手だったことや感染予防という大義名分もあり、すんなり始められました。
とはいえ片道9kmはなかなか。時間にして50分。出社後は結構な疲労感でした。最初のうちは最短ルートを探るべく、時間を計りながらありとあらゆる道を試す日々。それでも1週間もするとルートは固定化し、体も慣れ、疲れを感じることはなくなりました。
出社後は気分爽快で仕事も捗り、帰れば寝付きも良好。とても健康的な毎日をおくれています。おかげでヘモグロビン値も安定し、かかりつけ医から毎度お褒めの言葉を頂くまでになりました。
運動は私のように健康維持やダイエットを目的として行う方が多いと思いますが、「集中力」を高める効果もあります。
運動で心拍数が上がることで脳内の「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンが分泌し、集中力が高まると言われています。自転車通勤後に気分爽快で仕事に集中できたのは、ドーパミンのおかげと言っても過言ではないでしょう。
この集中力を高める効果は子どもにも有効で、運動を続けることで集中力が身につくと言われています。じっとしているのが苦手、人の話を聞けない、落ち着いて座っていられない、すぐにソワソワしてしまう、体感が弱く姿勢を維持できない等々、こうした困り事を解決してくれるのが、何を隠そう運動なのです。
体をたくさん動かすことでみるみる集中力が身につく!
教室の毎日
24/03/18 23:23