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匂いと気持ちの関係性。心を落ち着かせる“くんくんアイデア”

こんにちは!保育士のたくまです。匂いと情動(気持ち)。今日はこの2つの切っても切れない不思議な関係性についてお話してみたいと思います。タイトルがちょっと変態チックですが、至ってまともなお話ですのでご安心を。 みなさんは、ふとした匂いで昔の思い出がよみがえった経験はありませんか?例えば、夏祭りの夜に漂う「焼きそばの匂い」で子どもの頃のワクワク感が蘇ったり、柔軟剤の香りで「お母さんに抱っこしてもらった安心感」を思い出したり。 私は、“ドルチェアンドガッバーナの香水のせいだよ〜♪”じゃないですけど、某香水の匂いを嗅ぐと、十数年前、当時付き合っていた彼女を思い出し、ノスタルジックな気持ちになります。 秋になってキンモクセイの匂いを嗅ぐと何故か中学時代の初恋を思い出し、甘酸っぱい気持ちにもなります。キンモクセイの香りにキュンとするんです。季節は秋だったんですね。もうじきやってきます。 実はこれ、脳の仕組みが深く関わっていると言われています。匂いを感じる「嗅覚」は、脳の中でも「情動(気持ち)」や「記憶」を司る部分と直結していると言われているんですね。 だから匂いは、「気分を落ち着けたり」「安心感を与えたり」する力がとても強い。心理学でも「アロマセラピー」や「香りによるリラクゼーション」は昔から注目されているので納得です。 ユリシスで子どもたちと関わっていると、ブランケットにくるまれて“くんくん”する子など、「匂いで気持ちが安定する」子もいます。ブランケットの香りがある意味、子どもたちにとってアロマセラピーになってるってことですね。ちょっと大げさかもしれませんが。 実は私、香りにはこだわる方で、毎晩、専用のディフューザーを使ってアロマオイルを焚いて眠りについています。 アロマオイルをざっくり分けると、柑橘系(オレンジ・レモン)は元気やリフレッシュしたいとき。ラベンダーはリラックスしたいとき。そしてヒノキや森林系は安心感や落ち着きたいとき。 どの香りもいいんですが、眠る時はラベンダーがいいですね。個人差はあると思いますが、朝、スッキリ起きられる気がします。 ただ、「アロマオイルを買わなきゃ」と思うと大変ですが、実はおうちにあるもので十分代用できるんですよ。 例えば、みかんの皮をむいたときの香り。おやつタイムに子どもと一緒に深呼吸してみると、気分転換にもなります。 ハーブティーの香りも効果的。カモミールティーやミントティーを入れて「香りを楽しむ時間」を作る。飲まなくても香りだけでリラックスできます。 お気に入りの柔軟剤や石けんの香りも◎。「自分だけの安心タオル」を作っておくと、気持ちがざわついたときにギュッと抱きしめるだけで落ち着きます。最近の柔軟剤はめちゃくちゃいい匂いしますものね。侮れません。 外の自然の匂いもいいですよ。雨上がりの土の匂い、公園の木々の匂い。これも立派な“天然のリラクゼーション”です。 匂いは「気持ちを整えるスイッチ」になります。香りをうまく生活に取り入れると、子どもも大人も「ふっと安心できる瞬間」が増えるはず。 なんだか最近疲れているな。どうもイライラしちゃう。そんな時はぜひ、大人も子どももお気に入りの匂いを見つけて“くんくん”してみてはいかが?

ユリシス・キッズTakabata/匂いと気持ちの関係性。心を落ち着かせる“くんくんアイデア”
教室の毎日
25/09/30 11:45 公開
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定型発達のゲートをいかに「通す」かよりも「広げる」療育を

こんにちは!保育士のたくまです。子育てをしていると、つい「うちの子はどうして普通の子のようにできないんだろう」と感じてしまうこと、ありませんか? 特に発達の特性を持つお子さんの場合、社会が求める、言わば“定型発達のゲート”を通ることが難しい場面がたくさんあると思っていて。 例えば、学校では「静かに座っていること」が求められる。公園では「順番を守って遊ぶ」ことが前提。家では「時間通りに支度をする」ことが期待される。 一見、当たり前に感じるこれらのこと。でも、そのゲート(=社会の基準)は、発達に特性を持つお子さんからしたら、時にはとても狭くて硬いものに見えることもあるんですよね。 療育というと、「子どもをトレーニングして、その狭いゲートを通れるようにする」というイメージを持つ方も多いかもしれません。「できないことをできるようにする」という考え方。もちろん、少しずつスキルを身につけていくことも大事だとは思います。 でも、ちょっと待って。それだけだとお子さんも親御さんも疲れてしまうんじゃないかと思うんです。子どもからしたら苦手なことを頑張るのって、結構しんどい。なんとかゲートは通れた。でも、その子らしさはどこへやら⋯。 親御さんからしたら「なんでできないの?」お子さんからしたら「まだ足りないの?」とプレッシャーばかりが大きくなって、親子揃って心身ともにすり減ってしまいそうです。 じゃあ、どうすればいいのかという話ですが、答えはシンプル。「ゲートそのものを広げてあげる」つまり、お子さんに合わせて環境を整えてあげることです。 静かに座るのが苦手なら、座席を端にして動ける余白を作ってあげる。順番を待つのが難しいなら、見通しの立つカードやタイマーを用意してあげる。支度が苦手なら、「やることリスト」を絵や写真でわかりやすく示してあげる。 こうしてゲートを広げれば、お子さんは「自分にも通れるんだ!」という成功体験を積みやすくなると思っていて。そして、安心感を持てば、自己肯定感も満たされ少しずつ自分の力で進むこともできるようになると思います。 「子どもを型に押し込める」のではなく、その子の強みを活かしながら「子どもに合った道を一緒に探す」ことが、療育の大切な役割なんですね。“セコ技”は使ったもん勝ちとでも言いますか。便利なアイテムや方法は、どんどん取り入れるべきだと思っています。 狭いゲートを無理に押し通す必要はなく、ゲートは広げればいいだけの話。その工夫をご家族と一緒に考える場所が、ユリシスであり、私たち支援者の役割だと思っています。 「この子はこの子のままで大丈夫」そう思える瞬間がもっと増えていきますように。

ユリシス・キッズTakabata/定型発達のゲートをいかに「通す」かよりも「広げる」療育を
教室の毎日
25/09/26 14:11 公開

保護者交流会「てふてふ」ホッとできる時間を過ごしませんか?

こんにちは!保育士のたくまです。日々、お子さまの成長を支えていらっしゃる保護者の皆さま、本当におつかれさまです。 子育ての毎日は、嬉しいことや小さな発見がいっぱい。その一方で、悩みや不安を抱えることもありますよね。 「これってうちだけかな?」 「誰かにちょっと話を聞いてほしいな」 そんな気持ちを分かち合える場所があったら、少しホッとできるのではないでしょうか。 そこで、ユリシスでは来る11月、第2回保護者交流会「てふてふ」を開催することにしました。前回6月に開催した第1回が大変好評で、定番化したいなと思っていたところなので感慨深いです。 お茶を片手に、日々の子育てのことや、ちょっとした工夫、時には「うちも同じ!」と笑い合える時間を一緒に過ごせたらいいなと思っています。 交流会といっても、堅苦しいものではありません。「今日は聞くだけ」でも大丈夫ですし、「最近こんなことがあったよ」と気軽にお話ししていただくのも大歓迎です。 お子さまのことを大切に思う気持ちは、どの保護者の方も同じ。だからこそ、ここで出会う“つながり”が、きっと心を支えてくれるはずです。 スタッフも一緒に参加し、ちょっとした子育てのヒントや情報交換もしていきたいと考えています。 どうぞお気軽にご参加くださいね。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。 ※こちらの保護者交流会「てふてふ」は、ご契約頂いた利用者の保護者さま及びそのご家族を対象としています。

ユリシス・キッズTakabata/保護者交流会「てふてふ」ホッとできる時間を過ごしませんか?
教室の毎日
25/09/24 13:24 公開

感情表現が苦手な子が気持ちを上手に出せるようになるには?

こんにちは!保育士のたくまです。日頃支援をしていると、「うちの子、気持ちをあまり顔や言葉に出さないんです」「嬉しいのか悲しいのか分からなくて、どう声をかければいいか迷う」などといったご相談をよくいただきます。 実はこれは珍しいことではなく、特に自閉スペクトラム症や発達特性のある子どもによく見られる傾向と言われています。 まぁ大人でも「あの人、表情がなくて何を考えているか分からないわ」なんていう人、たくさんいますよね。 でも安心してください。ちょっとした工夫や簡単なトレーニングで、少しずつ感情を表現できるようになります。 なぜ感情を出すのが苦手なのでしょうか?考えられる理由を3つ挙げてみますね。 まずは、言葉で表すのが難しく「なんとなくモヤモヤ」という気持ちで怒りや寂しさを「ラベルづけ」するのが苦手なケース。 次に、相手の反応が怖くて「怒ったら嫌われるかも」「泣いたら恥ずかしい」と無意識に抑えてしまうケース。 そして最後は、体の感覚に鈍さがあって自分のドキドキや緊張を感情と結びつけにくいケースです。 これらを踏まえて、ここからは、お家でできる感情表現の「楽しい練習方法」をご紹介していきたいと思います。 その名も「感情のバロメーター」。 泣いてる顔、怒ってる顔、普通の顔、スマイル、超スマイルといったように、紙に“今の気持ち”をイラストで描いたものを用意します。 イラストを見ながら子どもに「今はどんな気持ち?」と問いかけ、イラストを指差してもらいます。言葉が出にくい子も、指差しで“今の気持ち”を伝えられるので、とっても簡単。遊びの中で取り入れるといいですよ。 実はこれ、ユリシスで実際に行っている支援のひとつです。運動前の挨拶に取り入れているのですが、子どもたちは結構ノリノリで応えてくれますよ。 普段、あまり感情が読み取りづらいなと感じる子が、浮かない表情で「超スマイル」を指差すこともあって、これはこれで新たな気づきがありました。 感情表現が苦手な子どもを前にすると、つい「もっと気持ちを言ってほしい!」と思ってしまいますよね。でも大切なのは「出すことを強要しない」こと。 まずは“安心できる場”を作ってあげることが大切じゃないでしょうか。「どんな気持ちでも大丈夫」「出しても受け止めてもらえる」この安心感こそが、感情を表に出す第一歩と言えます。 そして、出来たときはぜひ大げさなくらい褒めてあげましょう!「気持ちを伝えてくれてありがとう!」「怒った顔、分かりやすかったよ!」こんな一言が、子どもの自己肯定感を大きく育てていきます。 感情表現が苦手なのは特性の一つで、決して悪いことではありません。「ポーカーフェイスで常に冷静キャラ」は、それはそれで周りから一目置かれますし、「普段は真面目だけと、笑った顔が素敵!」なんていうギャップ萌えに振ることもできる。 そんな風に大人たちが寛容な心で子どもたちを捉え、安心できる環境をつくることが何より大切じゃないかと思います。 感情を少しずつ表に出せるようになると、子どもは周りと関わる楽しさを感じやすくなり、トラブルも減っていきます。「気持ちを出すことは怖くない」「楽しいことなんだ」と実感できるよう、私たち大人がサポートしていけるといいですよね。

ユリシス・キッズTakabata/感情表現が苦手な子が気持ちを上手に出せるようになるには?
教室の毎日
25/09/22 21:26 公開

発語のない自閉スペクトラム症の子どもとの信頼関係の築き方

こんにちは!保育士のたくまです。先日、保護者さまからこんなご相談を受けました。 「うちの子、言葉が出ないから、どう関わったらいいかわからなくて」 言葉のやりとりができないと、コミュニケーションってなんとなく難しく感じますよね。「これで合ってるのかな?」なんて常に不安を抱いてモヤモヤします。 言葉がなくても、子どもと繋がる方法ってあるんでしょうか。「信頼関係をつくるコツ」とでも言いますか。今日はそのあたりを深掘りしてみたいと思います。 そもそも子どもは、言葉でなく「空気」で大人を感じ取っています。「この人は自分を待ってくれるな」とか「むやみに怒らない」「一緒にいると安心できる」など、まずはこの安心感こそが、信頼関係のスタートラインになるのかなと思います。 やたらと否定する、口調がきつい、表情が怖い、といった高圧的な態度を子どもは敏感に感じとって、無意識に避けようとします。それは大人社会でも言えることで、パワハラ、フキハラ気質な人は言わずもがな距離を置きたくなりますよね。常に防衛本能が働き、脳の中の偏桃体が恐怖や不安を察知し、ストレスが溜まってしまいます。 目に見えない「空気」を味方につけることこそ信頼関係の第一歩。どういうことかというと、例えば、急かさずに待ってあげる、声のトーンを柔らかくする(語尾を“ね”をつけるのも効果的。『〇〇しようね』など)、子どもが好きなモノ・コトを一緒に楽しむ、など。「一緒にいると落ち着くなぁ」という体験をどれだけ重ねられるかじゃないでしょうか。 つまり“遊んであげてる”、“面倒みてあげてる”といった上から目線のスタンスだと、なかなかスタートラインにすら立てない。 言葉が出なくても、子どもはちゃんと伝えています。目線、仕草、声のトーン、行動パターン、それ全部がその子なりの「言葉以外の言葉」という認識を持つことが大事だと思います。 例えば、おもちゃをポンと渡してきたら「一緒に遊ぼ!」のサイン、ドアの前に立って待つのは「外に行きたい」のサイン、ふと笑った時は「嬉しい!」という感情表現、といった具合に。 こうした小さなサインをキャッチして「○○したいんだね」と受け止めると、「わかってくれた!」と子どもの心に信頼の芽が育ち、信頼関係の構築に繋がるのだと思います。 「言葉が出ない」からと言って、「気持ちがない」と解釈するのは大間違いで、むしろ、言葉が出ない分だけ、感情はシンプルでストレートなことが多い気がします。コミュニケーションって、何も言葉だけじゃないんですよね。 もし、自分が言葉を話せなかったとしたら、どうやって周りに意思表示をするだろうか?一生懸命に表情や身振り手振りで感情や意思表示をしても、全然伝わらなかったら。もし自分がその立場だったら想像しただけでモヤモヤするし、傷ついてしまうかもしれません。 だから、ニコッと笑ったら「楽しいね!」、泣いていたら「いやだったね」、好きな遊びに夢中なら「これ大好きなんだね」と、言葉掛けは説明ではなく共感を意識すること。これが信頼関係の構築に繋がるポイントになると思います。 そして、子どもとの信頼関係において最も重要なのは「この人は裏切らない」という体験の積み重ねで、これが意外とできていないことが多い気がします。 例えば、「あとでね」と言ったら必ずあとでやるとか、「今日はこれでおしまい」と伝えたら、次の日にはまた遊べるようにするとか、「待ってて」と言ったら、ちゃんと戻ってくるとか。 些細なことかもしれませんが、大人の有言実行が大事だと思っています。子どもはちゃんと見てます「あの人、言ってることとやってること全然違うじゃん!信用できない!!」なんて思われたら信頼関係なんて夢のまた夢。 なんて偉そうに語っている私も、子どもに「あとで」や「ちょっと待ってて」と伝えた後、何度そのままスルーしてしまったことか。ごめんなさい、悪気はないんです、悪気はないんですが、ついつい。頭では分かっていても、心に余裕がないとなかなか出来なかったりします。しっかりしなきゃ⋯(反省) 子どもは敏感に大人の表情を読み取っています。大人が「やらせなきゃ」と思っていると、すぐに伝わってしまうんですよね。 逆に、大人が心から「おもしろい!」と一緒に遊んでいると、言葉なんていらないくらい子どもとの距離が縮まります。 言葉の出ない自閉スペクトラム症の子どもとの信頼関係は、安心を与えること、言葉以外のサインを読む、共感のひとことを添える、小さな約束を守る、大人も全力で楽しむ!これだけで十分。 「言葉がない」ことを壁にせず、「心と心のキャッチボール」を大切にしていけば、子どもは必ず応えてくれます。大人が翻訳者にならなくても、子どもの世界に入っていけば自然に心が通じ合える。それが、言葉を超えた信頼関係の素敵なところじゃないかと思います。

ユリシス・キッズTakabata/発語のない自閉スペクトラム症の子どもとの信頼関係の築き方
教室の毎日
25/09/20 18:45 公開
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