こんにちは!保育士のたくまです。
おかげさまで大好評です、ユリシスのデジタル運動療育。最初は子どもたちに受け入れてもらえるか少し心配な部分もあったのですが、全くそんな事はなく。みんなとっても楽しそうに取組んでいます。
前回はビジョントレーニングとして「くだものさがし」を行いました。数あるくだものの中から指定されたくだものを探してタッチするというもので、眼球運動のひとつ「跳躍性眼球運動」を遊びの中で鍛えます。眼球を点から点へとスムーズに動かす力です。
眼球運動を行うことで読む、書くといった学習に必要な力はもちろん、集中力、注意力、記憶力やイメージする力なども養うことができます。筋力トレーニングと同じで、コツコツとトレーニングを積み重ねることで養われると言われています。
今回は、これまたビジョントレーニングとして「跳躍性眼球運動」を鍛える遊び。題して「探しものたんてい」。指定された様々なアイテムを画面の中から探し出し、タッチするというもの。眼球運動によって「入力」された情報を脳で認識「情報処理」し、実際にタッチ「出力」するところまでが一連の流れになります。
怪盗の盗んだ宝物を取り返すため、探偵が探し物ミッションに挑むという世界観で、ゲーム感覚で楽しめるという点が大きな特徴。指定された探し物を全て探し当てるとステージを1つクリアできます。子どもたちのやる気をさらに引き出すためのツールのひとつになるのでは?と考え、今回導入しました。
普通に取り組んでも面白いのですが、ユリシスではさらに味付け。集団療育という点を活かし、社会性を存分に養えるよう工夫しました。具体的には、子どもたちの中で順番を決め、順番に1人ずつタッチするルールに。なかなか探し当てられない子に対して、順番待ちの子が後ろからヒントを出せるようにしました。
「木の上!」「右下!」「まっすぐ!」などと、様々な声が飛び交います。声かけしてもらった子はヒントを頼りにタッチし、見事、探し当てることができました。
皆で協力し、ステージを1つクリアすると、「やったー!よっしゃー!」などと、子どもたちから歓喜の声が聞こえます。お友達の頑張りをしっかり称え合うことができました。眼球運動はもちろん、思いやりや気遣いなど、対人関係に必要な非認知能力も養えていると実感します。
デジタルはあくまでツールのひとつ。ユリシスにしかできない、とびきり楽しいデジタル運動療育に今後もご期待ください!
デジタル×運動で社会性をぐんぐん伸ばしています!
教室の毎日
24/08/12 13:24