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落ち着いて対話するって、ゆでたまご作りに似ているんです。

こんにちは!保育士のたくまです。ここ最近、朝食に「ゆでたまご」を作って食べるのが密かなマイブームです。出来立てほくほくアツアツに塩を少しかけて、パクリ。今日も1日がんばれる気がします。




好みは半熟なのですが、半熟たまごって意外と難しいんですね。茹で時間は2〜3分でいいのかなと思いきや、それだと殻剥きに大苦戦で。沸騰後、しっかり10分待つという安全ラインを順守しています。どなたか半熟たまごの上手な茹で方知っている方がいたらおしえて下さい😆




そんな訳でみなさん、ゆでたまごを作るとき、どんなふうに茹でていますか?




実は私は昔、いきなり冷蔵庫から出したての卵を熱湯に入れて、派手に“パーン!”と割ってしまったことがあります。




時短しようとして大失敗。そもそも基本的な調理方法を知らなくて、あとで奥さんに叱られたのは言うまでもありません。常温から茹でるのが基本らしいですね。




あの時はびっくりしましたが、今思うと、職業柄「子どもたちと落ち着いて対話すること」も、これとよく似ているなぁと感じるのです。




子どもが疲れていたり、気持ちが高ぶっていたりするときに、「なんでできないの?」「早くしなさい!」と強い言葉をかけてしまうこと、誰にでも一度は経験ありますよね。




でも、そんなときの子どもの心は、冷蔵庫から出したての“冷たい卵” のようなもの。




そこにいきなり“熱湯”=大きな声や強い指示をかけると、心の殻がバチンと割れてしまい、泣き出したり、怒ったり、固まったり。“中身が飛び出す”ような状態になっている。




ゆでたまごは、常温からゆっくり温めると殻も割れず、きれいに仕上がります。




子どもとの対話も同じで、気持ちが落ち着くまで少し待つ、深呼吸する、安心できる一言を添える、スキンシップや見守りで温めるといった、「常温に戻す時間」が、心の殻を守り、親子のやり取りをスムーズにしてくれるんじゃないでしょうか。




不思議なもので、落ち着いたタイミングまで待ってから話すと、同じ言葉でも子どもがすっと受け入れてくれることがあって。




まるで、じっくり温まった卵が、ほどよい固さでおいしく茹で上がるように。心の殻もスルスルと剥けてスッキリとしたツルツルのお顔をみせてくれます。




私たち大人が「待つ」ことで、子どもの心も言葉を受け止める準備が整うんですね。




子育ては、急に沸騰したり、冷めたり、忙しい毎日の連続。だからこそ、卵をゆっくりお鍋に入れるように、子どもの心にもそっと寄り添う時間を大切にしていきたいですね。




今日もがんばる保護者の皆さまへ。どうかご自身の心も温めながら、ゆっくりゆっくり進んでくださいね☺️




卵の殻を剥きながら、朝からふとそんなことを思うのでありました。
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