こんにちは😄フォレストキッズ熱田教室の公認心理師、中垣内(なかがいと)です。
今回は、以前お話しておりました、ロジャーズの3態度の1つ“共感的理解”についてお話できればと思います❕
“共感的理解”はつまり“共感”となり、相手の立場に立って、相手の価値観から、相手の気持ちや考え方をイメージし、伝えることになります。
例えば、幼稚園で子どもが1人で遊んでいるのを見たあと、子どもに「1人で遊んで、さみしかったでしょう」と慰めたとします。
一見すると、優しい思いやりのある声掛けですが、これは共感とは少し違っています😱
なぜなら“1人で遊ぶ”=“さみしい”というのは、こちらの想像になってしまうからです。
子どもの中には、1人で遊ぶのが好きな子もいるし、1人で遊びたいときもあると考えられるため、子どもの立場に立ってイメージし伝えることとは、ややズレがあると思われます💡
もし声をかけるなら「1人で遊びたい気分だったんだね」などと伝えるとよいかもしれませんね🤗
“共感”は実は難しく、奥が深いと思います。相手の立場から物事を捉えることを意識し、声掛けするだけでも、かなり共感的声掛けになりますので、ぜひ1度試してみてくださいね✨
子どもへの関わり方~“共感的理解”について~
教室の毎日
23/05/09 10:50