こんにちは!
ハッピースマイル南堀江です🐣
今日はハッピースマイル南堀江の言語聴覚士から、個別の言語療育についてお伝えしたいと思います😊♪
今回は、以前にもご紹介した《しろくまぱっくん》という教材を用いた支援の一部をご紹介いたします。🐻❄️💛
しろくまが登場してくると、まるでお友達に会えたみたいに子どもたちはニッコニコの笑顔をむけてくれます☺️
しろくまぱっくんでは、やりとりをしながら
しろくまに食べ物(カード)を食べさせるという流れを行います。
子どもにとっては親しみのある食べ物が15種類登場します。
まずは、自分が何をしろくまに渡すのかの確認をしてもらいます!!
🧒🏻「トマト」「ぶどう」など、一つずつ名前を言い、知っているものは伝えてもらいます。😊
わからない時には、「わからない」を伝えるのが難しいお子様ももちろんいますが、
「わからないや知らないと教えてね。」とわからない場合に助けを求めるやり取りの手段を伝えます。
さらに、わからなかったものには
正しい名称を伝え、繰り返し(復唱,音声模倣)してもらいます。🗣️
耳から音を聞き入れるだけで終わらず、
音として口から出すことで、より脳も活発になり、
絵に対しての刺激、経験、音の認識などが強まります。🧠✨
次に、しろくまに食べ物を食べさせていくのですが、、、
ある程度繰り返し行っていたり、
食べ物の語彙は頭に入っているお子様には
「覚える」ことにも挑戦してもらいます。☝️✨
👩🏻「今から欲しいものを2つ言うよ。どうぞと言ったら渡してね」
👩🏻「もも バナナ どうぞ」
🧒🏻「(ももとバナナのカードを入れる)」
と言った流れで行います。
ここでは、短期記憶の一部の「ワーキングメモリ」という脳機能の力も少しだけ見る事ができます。
ワーキングメモリ(作業記憶)とは、作業や動作などで必要な情報を一時的に記憶・処理する能力のことを言います。
例えば、漫画を読み進めているうちに登場人物を記憶していたり、
電話であると、相手からは氏名や電話番号、要件などを聞き出したら、
その内容はいつどこでのことなのか、また、誰にどのように報告するのかなど、様々な情報をタスクとして記憶し処理しています。
それをどこかへメモしたり、報告したりすると、瞬時に忘れてしまいます。
ただ、ワーキングメモリは容量と言うものがあり、それぞれ大きさが違い、たくさん覚えていられる人がいれば、少ししか覚えていられない人もいます。
そのために、お子様の状態を見てみるのです。
2つの記憶ができたら、3つ4つと増やしたり、
👩🏻「2つ言うよ。言った順番通りに渡してね。」と条件を増やして難易度を上げるなどすることで、ワーキングメモリを鍛えていきます。
こうして少しずつ鍛える事で、集団や実生活の中でも徐々に記憶する事、情報を処理することに慣れて、少しでも過ごしやすいような支援ができればと思っています。☺️
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました🦖⭐️
ハッピースマイル南堀江では、随時、
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児童発達支援 個別の言語療育🗣
教室の毎日
23/05/27 10:25