みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
知的障害をともなう自閉症の特性を持つ我が息子についてですが、先日、我が息子が通っている保育園主催による、近藤直子先生の個別発達相談会がありましたので、そのご報告をさせていただきます。
まず、近藤直子先生についてですが、過去のブログでも紹介させていただきましたが、発達心理分野における大学の先生で、度々各所で講演会などを開催されており、この辺りの保育園などへでも出向いて発達相談をされている先生です。
今回は、我が息子について以下の2つの相談をさせていただきました。
一つ目は、こだわりが以前よりも明確になり、それが満たされないと癇癪が出てしまうということです。
たとえば以前は、絵本が欲しい時など、どんな絵本を渡しても気持ちが切り替えられたのですが、最近は自分が見たい絵本のタイトルを提示してきて、それがすぐに手元にないと癇癪につながってしまいます。
このことについて、近藤先生からは、「ええやないか〜、どんどん賢くなってきていることやで〜」
と開口一番におっしゃいました。
つづけて、
「ただ、子供っちゅうもんは、賢くなればなるほど、ややこしいことも出てくるから、上手くいかないことがあると親の不安は増してしまうこともわなあ。」
「育児っていうもんは、ストレスの連続で、特に発達特性のある子を育てる親御さんは、そりゃー大変な思いですわな。」
そういう時は、ストレスを抱えないで自分の好きなことに目を向ける時間を作るために、「ショートステイ」や「ヘルパーさん」を上手に使うといいよ。
とおっしゃいました。困ったことがあれば、一人で抱えてしまうのではなく、色んな人や機関に助けてもらえればということです。
二つ目の相談は、母親へのこだわりが強く、母親が見えないところにいくとすぐに反応してしまうことです。
これについては、こだわりや執着する対象を分散するという考えから、金魚やカメなどの小動物を飼うことを勧められました。
近藤先生のこれまでのご経験から、同じように母親へのこだわりが強かったお子様に、同じことを保護者の方に勧めてカメを飼うようになってから、母親からカメに意識が向けられる機会が増え、少しずつ母親への執着が減っていったとのことです。
我が家においても、今後検討したいと思っています。
このように、近藤先生とお話しする機会があると、いつも保護者の目線に立ってピンポイントでアドバイスをしていただき、毎回肩の荷が降りた気分になり、前向きにしてもらえています。
私どもの事業所も、子育てに奮闘するお父さんお母さん方の応援団になれるよう保護者支援に力を入れています。
そのような応援団がいくつもたくさん周りについていれば、心にもゆとりが生まれ、笑顔でお子様と過ごすことができるようになると思います。
もし、お子様の発達にお困りごとがあればいつでもお気軽に当教室までお問い合わせ下さい。
当教室には、言語聴覚士や作業療法士などの専門職をはじめ、経験豊かな保育士や児童指導員が数多く在籍し、一丸となってみなさんを支援し、応援させていただきます。
また定期的に、1歳から3歳までの発達に不安を抱える保護者様を対象に、親子で参加する「親子教室」を無料で開催しています。下記からお問い合わせしていただき、ご参加をお待ちしております。
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