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インクルージョン国内会議に参加してきました

研修会・講演会
みなさん、こんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。

先日、名古屋市にあるウィンク愛知で開催された、インクルージョン愛知会議に参加して参りましたのでそのご報告をさせていただきます。

私は、知的障害を伴う自閉症の子どもを持つ親として、長年感じていた課題解決にむ向けて何か取り組むきっかけになればと思い、この会議に参加させていただきました。

昨今、発達障害の診断を受ける子どもたちが増えている一方で、その子どもたちや家族がいきいきと生活できる環境が整っているとは言い難い状況であると感じています。

その根源にあるのは、障害のある子どもたちと健常の子どもたちと分けて教育を行っている日本の教育制度にあると思っています。

欧米諸国のように、インクルーシブ教育がベースにあれば、障害のある子どもとそうでない子どもが共に学び生活をする機会が当たり前とされた教育環境が整っていれば、生涯にわたり共存していく生活スタイルを学ぶことができるからです。

しかし日本において、インクルーシブ教育の実現には、まだ多くの課題が残されていると強く感じています。

インクルージョンの実現は、単に教育現場での支援を充実させるだけでなく、社会全体で発達障害を持つ子どもたちやその保護者への理解と共感を深め、生活全般でサポートできる環境を整備していくことが必要だと思います。

しかし現実には、まだまだ障害を持つ子どもやその保護者たちが、周囲の理解やサポートを得ることが難しい場面が多いのが現実です。

会議では、多くの専門家や支援者、行政関係の方々が、実際に直面している課題や成功事例を共有していました。

そして少人数でのグループディスカッションで特に印象に残ったのは、教育現場における柔軟な対応の重要性です。

発達障害の子どもたちにとって、画一的な教育ではなく、それぞれの子どもの特性に合わせた支援が求められています。

そのためには、教育者一人一人の理解と工夫が必要不可欠です。また、保護者の声をもっと反映させる仕組みが必要だとも感じました。

私自身も、会議を通じて新たな学びを得ることができましたし、今後どのように私たちが関わっていけるのかを考える良い機会になりました。

インクルージョンの実現に向けて、少しでも前進できるよう、今後も自分たちの経験を生かして情報発信をしていきたいと思っています。

フォレストキッズ八事教室では、保護者支援に力を入れています。その一環として地域との連携を大切にしています。保護者さまからのご要望があれば、普段お子さまが通っている保育園や幼稚園、関係機関を訪問し、発達に特性のあるお子さまの支援についての情報共有をさせていただいております。そのような機会を通じて、発達特性を持つお子さまやその保護者さまの理解を共有し、支援の輪が広がっていければと思っています。

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