みなさん、こんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子について、先日久しぶりに癇癪が続き困ったことがあったので、そのご報告をさせていただきます。
日曜日ということで、いつもなら家族で外出することが多いのですが、その日は私が仕事で夕方まで子どもたちの相手ができなく、子どもたちもストレスを抱えていたと思われます。
私が帰ってくると、妻が体調を崩していて帰ってきたのと同時に2階の寝室で横になりにいきました。
もともと母親への強いこだわりがある我が息子ですが、母親がリビングからいなくなり癇癪を起こしはじめました。
予想はしていましたが、気持ちの切り替えを促すため、大好きな絵本や音楽を流したり、お気に入りのYouTubeを見せたりしていましたが、一向に治りません。
絵本を使って、ベッドで寝ている様子の絵を見せて、「お母さん、ねんねだよ」
と伝えても納得しません。
体調を崩して寝ているので本当はやりたくなかったのですが、実物を見せようと思い、実際に寝込んでいるお母さんの姿を見せに、一緒に2階の寝室に行きましたが、それでも納得せずお母さんの手を引っ張り連れて行こうとします。
困り果てていた私は、どうすればいいかわからなくなり、
思わず、「お母さん、病気なの!」
と言ったら、
急に落ち着きはじめました。
それまでは、お母さんは2階に行って、ねんねしていることを伝えていましたが、なぜねんねしているかを伝えていませんでした。
おそらく、まだ夜になっていないのに、2階の寝室で寝ているのがおかしいと思っていたのだろうと思います。
逆に理由が本人の中で理解できていれば、納得していたのだろうと思いました。
こちらとしては、我が息子の知的レベルから、理由を提示しても理解が追いついていないだろうと勝手に判断してしまっていました。
今回の出来事で、癇癪が治らない息子の様子から一瞬時間が巻き戻ってしまったのかなあと思いましたが、その逆でした。
私の気づかないうちに成長してくれていたのでした。
発達に特性があるお子さんは、時には成長が後退してしまったのかなあと思う場面があると思います。しかし、そうなった理由は必ずあると思います。その理由を探求する気持ちで向き合えば育児が楽しくなるかもしれません。そして、理由がわかれば今回のようにさらに成長していく様子を実感できます。
フォレストキッズ八事教室では、お子様が生まれ持った能力を発揮できるよう、お子様の「好きなこと」や「得意なこと」に着目して、一人一人に合ったオーダーメイドの療育を提供しています。
そして言語聴覚士や作業療法士が在籍していますので、専門的な支援もその子に合わせて行っております。
また、1歳児から3歳児を対象として、親子教室も定期的に無料で開催しております。
お子様の発達で気になる事があったり、育てにくいとお感じになりお困りごとがあれば当教室へお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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我が息子55「癇癪が治まらない・・」親の気持ち
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