みなさんこんにちは。

フォレストキッズ八事教室の代表の森です。

先日、全国の医療、介護、福祉関係者が集まる「メディカルジャパン大阪」が開催されましたので、そのご報告をさせていただきます。

3日間の日程の中で、障害児支援の分野を担当する子ども家庭庁の課長補佐による講演を拝聴する機会がありました。

テーマは「今後の障害児支援の在り方」についてであり、その内容に深く共感いたしました。

講演では、将来的に障害児支援を特別な枠組みで捉えるのではなく、健常の子どもと同じように一般施策の中で語られるようにしていきたい、という方針が示されました。

これは、障害の有無にかかわらず、すべての子どもが同じ社会の一員として育つ環境を整えていくという考え方に基づいています。

しかし、その実現のためには、私自身を含めて国民一人ひとりの意識改革が必要不可欠だと感じています。

障害児支援を「特別なもの」として捉えるのではなく、社会全体で支え合うことが求められています。

私は、この意識改革を進めるためには、インクルーシブ教育の実現が不可欠であると考えております。

子どもたちが幼いころから多様性に触れ、お互いを理解し合う環境があれば、大人になったときに「障害児支援は特別なものではなく、当たり前のこと」という意識が自然と根付くはずです。

そして、児童発達支援事業所を運営させていただいている立場ではありますが、障害の子どもを育てる一人の親としては、将来このような特別な事業所が必要ではなくなる世の中になってほしいと願っています。

講演後に少しお時間をいただき、課長補佐に「インクルーシブ教育制度を実現していただきたい」と直接お伝えさせていただきました。

障害のある子もない子も、共に学び、共に育つ環境を作ることが、誰もが生きやすい社会の基盤となります。

今回の講演を通じて、改めてその重要性を実感し、これからも意識改革のための発信を続けてまいりたいと思っております。

フォレストキッズ八事教室では、保護者様とのコミュニケーションを大切にしています。毎月開催している保護者交流会や個別での相談支援の機会を通じ、ご家族やその周りの人たちがいつも笑顔でお子様の成長を見守っていける環境づくりを目指しています。

もし、お子様の発達にご不安を感じたり、お困りごとなどございましたら、お気軽に当教室までお問合せ下さいませ。

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