①2024年度第1回日本漢字能力検定実施
6月16日(日)に2024年度第1回漢字能力検定を実施しました。
当施設では検定受験の申込書を受理すると受験日から逆算し、計画的に家庭学習用の課題を出します。
子供達は本番と同じ形式のプリントや読みや書きの対策プリントを1ヵ月~2ヶ月かけ、合計6回~8回分を家庭でこなします。家庭学習課題は利用曜日に提出してもらい、採点後、誤答の直し指示や必要な助言を行います
家庭学習の課題は1ヵ月~2カ月行う長丁場ですので、自分の強い意志で受験を希望する子でなければ途中で挫折するでしょう。よって、保護者が受験を希望しても本人にその気がなければ受験は次回以降に持ち越すことをお勧めしています。逆にかなり厳しいと思える状況であっても、本人に強い意志を感じた場合は受験を後押ししています。過去、そういう子達が例外なく大逆転を収めてきました。
子供達が検定受験を希望する理由はいくつかあります。一例を挙げると、今回受験した子供達の中には昨年度に続き、2回目の受験を迎えた子も数名おりました。対策期間中の勉強はしんどいし、不安もあったようです。ただし、努力が合格という形で公に認められ、合格証を手にした時の気持ちや、家族も喜んでくれたこと、施設内で名前が掲示されたこと等にやりがいと大きな達成感を感じたとのことです。こうしたことが「〇年までに〇級を取得する」といった目標を立てる動機になったようです。そして、そういう経験をした友達に影響を受け、我も続け、と受験を希望する子が続いています。やはり、子供達にとって、環境や友達の存在はとても重要です。
話変わって、ほとんどの子供達が大好きなゲーム。大人もゲームが大好きな方多いはずです。ゲームの種類にもよりますが、実はゲームをしている時は「楽しい」という気持ちよりも「緊張感」や「不安」が勝っているそうです。
ゲームの楽しさや達成感を感じる瞬間はゲームをクリアした時や何度も失敗していた状況を執念深くチャレンジし、打開できた時らしいです。
基本的な構造はゲームも検定も同じではないかと思っています。対策期間という緊張や不安の期間を耐え、目的や目標を達成する、その時の達成感が次の目標に誘導する、という構造です。
施設で取り組んでいる各種検定はゲーム同様に、目標を達成したらまた次の目標を掲げ、目標達成に励む良いきっかけになっているようです。
誰の指示でもなく、自分の意思で目標を立て、努力できるようになる。そうした子供達がゆっくりですが少しずつ増えている現状をとても嬉しく思います。
さて、6月の漢検の熱気冷めやらぬ間に、早くも7月21日の数学検定が目前となりました。家庭学習は捗っているでしょうか。今持っている力を出し切って目標を達成できることを願っています。
また、毎度言っていますが、何事も結果は時の運でもあります。一度や二度の失敗でめげてはいけません。目標をもって攻略中のゲーム同様、しつこつ、執念をもってチャレンジし続けて欲しいです。
------------------------------------------------------------------------------------------
②6月の活動報告
良く聞くクイズ
よく見るクイズ
縄跳び検定
折紙検定
漢字検定
早書きストップ
ボールスラローム
マッチ棒クイズ
季節ボード製作(あじさい・星)
マジックカード作り
【24/6】①2024年度第1回漢検実施②6月の活動報告
教室の毎日
24/07/02 16:01