こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のブログでは、固有覚についてご案内いたします。
前回お伝えしましたように、固有覚も自分で使っていることを自覚しにくい感覚の1つです。
固有覚は、自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚を司ります。
たとえば、目をつむった状態で相手に指を触られた際、どの指を触られたのかを感じ取ったり、今どのような姿勢をしているのかを理解するボディイメージの形成・確立や、ゴールに向かってボールを投げるときなどの運動の速さや力加減などが当てはまります。
そのため、固有覚を調整することは、自分の身体のどの部分がどこで、どのような働きをしているのかという運動をコントロールする力へ繋がり、他者との触れ合いで相手との適切な距離感や力加減を保つことができるといわれています。
支援の中では、お玉やシーツに乗せたボールを落とさないよう注意をしながらゴールまで運ぶ「ボール運び」や、相手の様子を見ながら押す力やタイミングを調節する「手押し相撲」なども取り入れていく予定です。
また、お水をこぼさないよう、量を調整しながらコップにそそぐことも、固有覚を養うために必要な動きです。
支援の際には、お子様のご様子に合わせて適宜水分補給を促しております。水筒を持ってご来室される際、支援の中で固有覚を強化しているお子様には、無理のない範囲でコップが付属されている水筒のご利用をお勧めする場合があります。
身の回りにある様々な教材を使いながら、楽しく課題に取り組んでまいります。
次回は感覚統合の最後、前庭覚についてご案内いたします!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
感覚統合について その②/フォレストキッズ川崎教室★
教材紹介
23/06/15 15:04