こんにちは。さくら療育園です。
今日は、巧緻性(こうちせい)についてお話します。
手先や指先を上手に使うことを巧緻性と言います。
巧緻性を高めることによって、日常生活に必要な動作の習得や定着につながっていくことが期待できます。
例えばシール貼り。
台紙からシールをはがす時には、両手で違った動きをする必要があります。
指先でシールをつかむ、
的に合わせてシールを置く、
手首をひねりながらシールを貼り付ける…など、細かく見ていくと様々な動きが含まれています。
一つ一つ細やかな動きができると、的に合わせてぴったりとシールを貼ることができます。
おままごと遊びの中にも、巧緻性を高めることのできる動きが含まれます。
包丁で切る遊びの中での動作、
お玉で混ぜたりすくって分けたりする動作、
フライ返しでひっくり返す動作。
道具を使う際は、持ち方によって力の入れ方も変わってきます。
正しく持ち、手先指先だけではなく、腕全体を使う動きも入ってきます。
様々な動きを経験することによって、筆記用具や食具の使用など道具を使う動作、ボタンの留め外し、ファスナーの開閉などの生活に必要な動作に必要な力を身に付けていくことにつながります。
さくら療育園では、個別活動や集団活動の中で、巧緻性を高めることのできる活動を取り入れています。
【さくら療育園(仙台市)】遊びの中で高める巧緻性
大切にしていること
24/04/07 10:01