こんにちは。さくら療育園です。
さくら療育園では外部講師をお招きして職員向けに研修を行っていただいています。
先日は重曹と絵の具を使ってアートワークを行いました。職員全員初めてのワークでしたが、重曹と絵の具の割合によっては質感が変わることを実感しながら、好きな質感になるよう調整したり、混色を楽しんだりしながら作品を作っていきました。
そして、どんな作品になったか、物語のように説明しながら様々な作品の状態との出会いをお互いに紹介し合いましたよ。
その研修の中で、アートは「何か」を作ろうとしなくていい。湧いてくる行動を「そのまま」表現することで想像力と創造力がぐんぐん磨かれていく。ということを学びました。
大人は「何を作っているの?」と聞きがちだったり、「上手」と評価したりしがちです。私たちが子どもの時も、
絵が苦手だな…
上手く作れないから嫌だな…
と感じたことがあるのではないでしょうか。
今回の研修を経て、「評価をしない視点」を大切にしながら、子どもたちの活動に取り入れてみました。
作り方を聞くと、さっそく絵の具をしぼり出し、色を混ぜて色の変化を楽しんだり、重曹を少しずつ入れながら質感の変化を確認したりと夢中になって取り組んでいた子どもたち。
混色に夢中になったり、重曹の質感の変化を調整しながら紙に色をのせていったりしながら作品を仕上げていきました。
職員は子どもたちの“そのまま”の表現を大切にして関わっていきました。
作品づくりの中で様々な状態の作品との出会いがたくさんあった子どもたちでした。
【さくら療育園(仙台市)】テクスチャーアート
大切にしていること
24/04/07 09:58