教室では集団での活動以外に\時間があります。
今回はその時間を使って行っている自立課題についてご紹介します。
自立課題とは、机上での作業を主として、始めから終わりまでお子様が一人で取り組むことができるよう、設定された課題です。
課題を通じて物事の「始まり」と「終わり」を学ぶ事が出来ます。
自立課題は様々な目的を持って行っています。
1つ目は、お子様に自信を持ってもらうこと!
課題の取り組みを通じて、「自分でできた!」という達成感を味わうことを大切にしています。
「出来る=楽しい」が分かってきて、成功体験を積み重ねていくことで、お子様にとってはとても自信になります。また、課題を通じて集中力が向上し、机に向かって学習する姿勢が身についていきます。
2つ目は手先の細かな動きを行う事で生活上のスキルを身につけてもらうこと!
生活を行う上で、手先の運動は多くの場面で必要とされます。洗濯バサミで衣服をとめる、箸を使う、蛇口を捻る等、書ききれない程生活の中に細かな手先を動かす動作があります。課題の中に含まれる動作は多くの生活動作に応用が効いてきます。また、細かな動き程より安定感が必要となるので、身体を支える筋肉の発達や、上記にも記載してある集中力の向上にも繋がります。
3つ目は自立課題を通じて、支援者がお子様の事をより深く知ること!
どの程度座っていられるか、どれくらい集中力は続くのか、声掛けはどんな声掛けがいいか・声掛けではなく絵カード等を使った方がいいか、生活上困りそうな動作はないか、などお子様についてさまざまなことを知る事が出来る機会となるので多くの視点で課題を行う課程を観ています。
今後も、お子様毎に適した課題を提供して支援をしていきます。
こぱんはうすさくら多米西教室ではABAセラピーを軸に集団で過ごしながらもお子様一人一人に寄り添った療育を行っています。
ご見学・ご相談も随時おまちしております。
自立課題
教室の毎日
23/12/11 10:19