新しい環境はとてもドキドキするもの。大人も新しい職場で慣れるまでに緊張しきりですよね。大人は明日から新しい職場だ!とか仕事の内容について理解した上で出勤できますが、子どもにとってはいきなり知らない場所に連れて行かれ今まで一緒にいた保護者の方と離れて知らない先生によって面倒を見てもらうことになります。そりゃ泣きます。そのこともしっかり頭に入れ私たちは関わりを持っています。
泣いているお子さんに対して保育士の先生はずっとそばにいて代弁してくれている様子を保育所では見かけますが、私はしません。泣いているときにあれこれ話しても何もこちらの言葉は入らないからというのが理由としてひとつ挙げられます。ではどのように対処しているかというと…端的にお伝えすると「ほっておく」です。
もちろん安全を確保した上で本人が見えるか見えないかの場所で見守ったり、気持ちが落ち着いたタイミングをみて声をかけます。「見守って待つ」ということを大切にしています。泣いたときの感情を存分に本人が感じるということ、それから本人がどうするのかどうしていくのか自分の中での葛藤を乗り越えていくことが大切だと感じるからです。
またギャーギャー泣いているときに本人の思惑通りの行動を大人がしてしまうと「自分が泣くと大人は言うことを聞いてくれる」と間違った認識がインプットされてしまいます。自分の表現では伝わらないと癇癪につながり、自分の思いがいつまで経っても相手に伝わらず本人はもちろん周囲も困ってしまいます。
泣いた後にどのように気持ちを切り替えていくのか見守ることが本人の成長につながります。しかし、わが子ではこのような気持ちは全く皆無です。保護者の方はのんびり待つなんてできません。時間ややることに毎日追われているからです。親子だと素直になれないことも他人では素直にやることができることもあります。お預かりしたお子さんは確実に成長しているので保護者の方は安心して時にはご自身のためにひとやすみする時間を設けてくださいね。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒【050-1807-6495】
アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「泣いていい」児発・放デイ アンフィニ
教室の毎日
24/04/03 09:00