わが子を保育所に迎えに行ったときに笑いながら「嫌だよ~」というわが子の声が聞こえた。友だちのA君がわが子の肩につかまって小走りしていました。次第に「いやだよぉ~」「いやだ~」と半泣きになりながらA君に訴えていました。
私が支援している場でそのようなことがあればすぐさまA君を止めてお話するのですがその場にいた先生は気にも留めている気配はありませんでした。
ようやく気付いた先生がどのように対応するのか見ていたら他のお子さんを膝に乗せたまま、「A君だめだよ~嫌だって~」と言いました。
A君は他のお子さんに乗ったり掴んだりしている場面をわが子の送迎の際に何度か見たことがあったお子さんで補聴器をつけています。
子どもは大人のうわべだけの言葉は聞いてはくれません。
だめだよ~なんてうわべの言葉を言ったって言うことなんか聞きません。
幼児といえどどうしてだめなのか、どうしたらいいのか伝えてあげなくては対処の仕方もわかりません。中途半端な言葉がけでは子どもは理解ができないまま同じことをし続けます。これは子どもだけのせいなのでしょうか。
私がその場にいたらA君と1対1の環境を作ります。他のお子さんもいる状態であったらA君が向く先を壁に向けてお話をします。A君が向く先に情報が多いと落ち着いて自己を振り返れないからです。子どもも自尊心があります、他のお子さんに茶化されたりしないように配慮する意図もあります。
話を聞く際は横並びでお話を聞いてもいいのですが、こちらの話を入れたい際はしっかり目を見て言って聞かせる関わりをします。私の主観的なイメージとしては「目に話を入れていく」感覚です。私は「できるよ、信じているよ」も一緒に入れるようにしています。
こちらのお話をしっかり聞けた際にはそのことも認めます。今回のA君は補聴器をつけているお子さんなのでなおのこと整った環境でしっかり目を見てお話する必要があります。
わが子には「本当に嫌な時には相手の目を見て嫌だよ」ときっぱり伝えないと伝わらないよと言いました。
自分に本当に向き合ってくれる人は誰か、子どもが一番よくわかっています。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
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1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
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アンフィニでは1週間を通した活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「目を見て話を入れる」児発・放デイ アンフィニ
教室の毎日
24/05/23 09:45