6歳のわが子はその日は6時に起床した。
普段よりも起きるのが早かったため何をするか見ているとテレビを見ながらゴロゴロ。しばらくするとお腹が空いたから朝食の準備を早くしてほしいと要求してきた。準備した私が食べ始めてもテレビを見ながらゴロゴロ。
時間は7時半。のんびりテーブルについた。
あいかわらずテレビを見ている。着替えもしていない。
すると食事中に歯が痛いと言い出し、食事が全部摂れないと訴えてきた。
あ~始まったと私は思った。
わが子は完食できないともう少し食べるよう私に指摘される。
それが嫌であ~だこ~だ言って食事を残す言い訳をいつも言っている。
試しに口の中を見ると歯の生え変わりで確かに痛そうでもあったが食べられるもの食べられないものをえり好みした発言をしていたのでやっぱり言い訳している。思うものがあったがぐっと我慢して静観していた。
わが子には出発時間は伝えている。日頃は時間内に間に合うように声掛けをしながら時間内に収めているが、その日は全く声掛けをせずに私は荷物を持ち鍵をかけ家を出た。時間であるにも関わらず身支度もせずやっとこさトイレに行ったところであったからだ。少しすると大きな声で泣いているわが子の声が聞こえた。
日頃から一人で留守番するか、保育所に行くかどちらがいいか本人に聞いている。まだ一人で留守番する気にはなれないそうでわが子は保育所を選んでいる。保育所に行くにも送り届けなければならない時間があってその時間を守ってほしいと伝えている。
泣いているわが子に一向に出かける様子もない、時間だからお母さんは家を出たことを伝えた。さすがにしょんぼりしていた。
日頃から声掛けしても親の言葉は本当に耳に届いていない。
それはなぜかというとそれが子どもにとってはあたりまえだからだ。
お母さんは見捨てずにいつも声をかけてくれるだろうという甘えが必ず出る。
「あたりまえなど存在しない」
親子と言えどやってもらったらありがとうだし、間違ったことをしたらごめんなさい、親にとっても子どもだから謝らなくていいなんて私は思わない。
自分が間違えていたと思ったらわが子対して迷わず謝る。
そんな気持ちが皆が持っていればケンカにならないし戦争にも発展しないだろうと本気で思っている。
かなりの荒療治ではあるが母の本気の姿勢からわが子にはあたりまえではない日常を感じてもらっている。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
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1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
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アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「ある朝のやり取り」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/01/28 06:51
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