就学直前の保護者の方の不安ごとについて相談業務を通してたくさん伺ってきました。毎年の新1年生を見てきて始めは心細そうなお子さんもすぐに順応していることを目の当たりにしてきたので「大丈夫ですよ」と私はお声掛けをしていました。
今年は私自身がわが子と就学を迎えました。
そこで感じたことは就学とは一大事だということ。私の想像以上に子どもが立ち向かう学校とは巨大な箱で規模数もこれまでと異なりわが子は完全に飲み込まれている感じがあります。
私は教師として働いていたときには感じなかった「学校」というものの巨大さが6歳児にとって大変大きなものなのだとわが子を通して実感することができました。
コンディションが今一つなことも相まって登校中にどんどん不安感が強くなり私と校門で離れるときには泣いてしまったわが子。
保育所に通っていたときには一度もありませんでした。
不安いっぱいに通ってくる子どもがいるとしっかり見通していてか、昇降口には他学年の先生方や児童会のお子さんであろうお兄さんお姉さんがスタンバイしていて校門から動けないでいるわが子のもとへすぐにかけよってくれました。
先生から「お母さん、中に入って頂いても大丈夫ですよ」と声をかけて頂きましたが私は「こちらで失礼します」と即答しました。先生は少し驚いた様子でした。
わが子にとっては酷なことと思いますが、「こうやって泣けばママが中まで入ってきてくれる」と間違ったインプットをしてしまいます。そのような間違った考えが身についてしまってはわが子自身がかわいそうなので私はついてはいきませんでした。学校とは自身で教室まで向かっていくところとしっかり言って聞かせます。何事も初めが肝心です。
集団の中で物事をどのように乗り越えどのように立ち回っていくか、学校でのことはわが子自身が乗り越えること。
私はわが子が学校という社会に適応できるように母親にしかできない後押しに徹します。私自身も辛抱のときが続きます。この経験もまた笑い話になることをわかっているので気長にわが子に付き合います。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「就学の壁」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/04/14 05:34
