近所のバス停から駅に向かうバスに乗車するときのこと。
発車時間ギリギリだったので私は走ってバス停まで向かっていった。
バスはちょうど停まった頃だった。あわててカバンの中からICカードを探しているとワンステップで上がれるバスに乗ることができず苦戦していた女性が先頭にいた。
年のころは60代後半から70代前半だった。荷物をバスに先にあげてバス内の手すりをつかまってあがろうとしているがもう1歩が上がれないでいた。
バスを待っていたのは私の他にもう2人。
手伝いたい気持ちもあるが下手に手を出してけがをさせてしまってもいけないし、何よりその女性が周囲に手を出してもらうことを望んでいなかった。
見守ることしかできずなんとも言えない気持ちになった。
なかなかステップにあがれないでいる女性は運転手に「ステップを降ろしてください」と毅然とした態度で伝えていた。ステップはさがり、女性も何度かの勢いでようやくあがることができた。
頭が働いても体がついていかないと自分の好きなところにもいけないのか。
行動にも制限がかかってしまうのかということに直面した場面だった。心身ともに健康でいつづけることが大切なのだ。
私は体系を気にして始めたピラティスのおかげで日常生活でも息も上がらなくなったし、腰痛もなくなった。自分の体の現状をどのように活かせるかを知ることができた。
人間いつかは必ず衰える。大切なのは老いていく自分とどのようにつきあっていくか。何でも捉え方次第でふさぎがちになってしまうのか、まだまだ楽しい時間を過ごせるかが決まると思う。
まだまだやりたいことがたくさんある私は心身ともに健康でい続けたい、衰えと上手につきあっていきたいと改めて確認できた場面だった。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「バスへの乗車」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/07/02 06:35
