わが子が通う小学校は国語の音読の宿題が出ている。
音読は目から耳から情報が入り内容の理解に効果的だと感じます。
またこの仕事に関わってみて活舌や口腔内の発達にも一役買っていると感じます。
毎日出ている音読が面倒なわが子。
クラスメイトには音読をせずにハンコだけ押してもらっている、うらやましいなぁとぼやいていた。
私は「お母さんもわが子が音読しなくてもハンコ押してあげていいよ」といった。
わが子は私からの意外な反応に大変驚いた顔をしていた。
「毎日努力している子は必ず力になる。音読をしたとその場で繕ってもこの先随分な力の差になっていると思うよ。できないこの先とできるこの先どちらがいいかな」とわが子に聞いた。
わが子はのんびりした気質であるが真面目で素直な性格なので
「できる方がいい!音読頑張る!」と自ら言った。
これはわが子の特性を活かした私の思惑通りだ。
子どもにも意思決定したい気持ちがあり、大人からやりなさいと言われてはやりたくないが自分で決めてやりたい気持ちがあることを知っているからだ。
そこを使って自分で言ったのならやりなさいよという展開に私は持っていく。
子どもの特性を利用したズルい大人であるが、毎日の積み重ねが必ず力になるので嫌がらずにやる気にさせる方法を手を変え品を変え出している。
宿題を大人がやってしまうことも大人が手を貸せることであるが、この宿題は誰のためであるのか。
本当に子どものためになることは何か。
子ども自身がやらないからできるようにならない。
経験とはなにものにも代えがたいものだ。
その経験を大人が奪ってはならない。
世の中の大人は子どもに手を出しすぎるから子どもが一向に成長しない。
子どもが成長しないことを子どものせいにしてほしくない。
たかだかハンコ1個でこんなところまで考えを及ばせてしまった。
学びは日々にたくさん落ちている。
そこで拾って自分のものにするかスルーするか、気が付きもしないか。
私はボーっとなんて生きていけないタイプだから毎日疲れる。
疲れていると精一杯勉強させてもらったな、生きているなと実感する。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
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建物3階部となります。エレベーターがございません。
アンフィ二では1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「音読をした後のハンコ」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/07/16 06:14
