
集団の中でも一人で過ごすことが多いというお子さんがアンフィニに見学にいらっしゃいました。目的があって一人で過ごすこと自体は悪いことではないと私は感じます。
しかし人と関わりを持ちたいのにどのように声をかけたらいいかわからない、自信がないといったことで一人になってしまっているのなら環境を用意してあげた方がより充実した時間を過ごせるようになります。
それは場数を踏んでいけば必ずできるようになります。アンフィニにいらっしゃるお子さんのほとんどがうちで練習をして今は楽しそうに自信を持っている様子が見られます。
先日見学に来たお子さんは初めての場所が苦手で人から視線を浴びると恥ずかしくて入室できない、いられない方でした。
話を伺うと現在の預かり場所では慣れたものの、始めのうちは大人と一緒でないと過ごせなかったようでした。慣れた現在は友だちとの関わりはなく、ずっと一人で過ごしているようでした。
私はそのお子さんにお部屋の探検に行ってみようと声をかけ保護者の方と離れました。
部屋に入室するとアンフィニを利用している子どもたちにすぐに声をかけられました。アンフィニでは大人も子どももウェルカムなので皆うれしくて室内の子どもたちは声が大きくなるなど興奮していました。
見学に来たお子さんは顔を隠してうずくまっていました。
私は見学に来たお子さんにはすぐには声をかけません。
うずくまっている子につくのではなく、興奮していた室内の子どもたちに見学に来た友だちは見せものではないこと、みんなに見られるとドキドキしてしまうから少し待ってあげてほしいことを伝えて着席させたり声の大きさを調整するようにしています。
そのように環境を整えた後でうずくまっているお子さんに「遊んで待っているね」とだけ言ってその場から離れます。
人や自分を傷つけているような言動をしているようであればすぐに止めさせますが、そうでなければ感情を感じ切り自身で折り合いをつけてもらう環境を整えます。結局のところ自身で折り合いをつけなければいつまで経っても大人がそばにいないとできない子どもになってしまうからです。
うずくまることで大人の気を引いてきた可能性もあるので様子をみるためにも待っているスタンスでいます。
こちらの思い通り、うずくまることをやめてすぐに初対面のお子さんと遊びだしました。うずくまることで大人の気を引いていたことも感じられました。
結局のところ保護者の方と離れて1時間過ごすことができました。
保護者の方は他の施設では難しかったのにどうして?と目を丸くされていました。
先ほど挙げたような関わりをしていることと、子どもが自発的にできるよう待っていることが「やらされている」という感覚にならないこと、できたことが子どもの自信につながっていることをお伝えしました。
「やらせる」から子どもはやりたくない、行きたくないに繋がります。
「やらせよう」とする大人の思惑を子どもたちは敏感に感じ取ります。
だから私たちは「やらせよう」とはしません。
私は散々「やらされてきた」と感じてきた人間の一人でもあるからです。
大人になった今となってはありがたいことだったなと感じられるようになりましたが、もう少しお互いに楽しくできる方法はあったよねと感じます。
「やってみたい」と思わせる環境づくり、子どもたちが何ならやってみたいかを掘り下げて子どもたちのやる気を継続させる努力を私たちは少しだけしています。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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しかし人と関わりを持ちたいのにどのように声をかけたらいいかわからない、自信がないといったことで一人になってしまっているのなら環境を用意してあげた方がより充実した時間を過ごせるようになります。
それは場数を踏んでいけば必ずできるようになります。アンフィニにいらっしゃるお子さんのほとんどがうちで練習をして今は楽しそうに自信を持っている様子が見られます。
先日見学に来たお子さんは初めての場所が苦手で人から視線を浴びると恥ずかしくて入室できない、いられない方でした。
話を伺うと現在の預かり場所では慣れたものの、始めのうちは大人と一緒でないと過ごせなかったようでした。慣れた現在は友だちとの関わりはなく、ずっと一人で過ごしているようでした。
私はそのお子さんにお部屋の探検に行ってみようと声をかけ保護者の方と離れました。
部屋に入室するとアンフィニを利用している子どもたちにすぐに声をかけられました。アンフィニでは大人も子どももウェルカムなので皆うれしくて室内の子どもたちは声が大きくなるなど興奮していました。
見学に来たお子さんは顔を隠してうずくまっていました。
私は見学に来たお子さんにはすぐには声をかけません。
うずくまっている子につくのではなく、興奮していた室内の子どもたちに見学に来た友だちは見せものではないこと、みんなに見られるとドキドキしてしまうから少し待ってあげてほしいことを伝えて着席させたり声の大きさを調整するようにしています。
そのように環境を整えた後でうずくまっているお子さんに「遊んで待っているね」とだけ言ってその場から離れます。
人や自分を傷つけているような言動をしているようであればすぐに止めさせますが、そうでなければ感情を感じ切り自身で折り合いをつけてもらう環境を整えます。結局のところ自身で折り合いをつけなければいつまで経っても大人がそばにいないとできない子どもになってしまうからです。
うずくまることで大人の気を引いてきた可能性もあるので様子をみるためにも待っているスタンスでいます。
こちらの思い通り、うずくまることをやめてすぐに初対面のお子さんと遊びだしました。うずくまることで大人の気を引いていたことも感じられました。
結局のところ保護者の方と離れて1時間過ごすことができました。
保護者の方は他の施設では難しかったのにどうして?と目を丸くされていました。
先ほど挙げたような関わりをしていることと、子どもが自発的にできるよう待っていることが「やらされている」という感覚にならないこと、できたことが子どもの自信につながっていることをお伝えしました。
「やらせる」から子どもはやりたくない、行きたくないに繋がります。
「やらせよう」とする大人の思惑を子どもたちは敏感に感じ取ります。
だから私たちは「やらせよう」とはしません。
私は散々「やらされてきた」と感じてきた人間の一人でもあるからです。
大人になった今となってはありがたいことだったなと感じられるようになりましたが、もう少しお互いに楽しくできる方法はあったよねと感じます。
「やってみたい」と思わせる環境づくり、子どもたちが何ならやってみたいかを掘り下げて子どもたちのやる気を継続させる努力を私たちは少しだけしています。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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