わが子は9月から新学期となる学校に通っている。
長い夏休みを経て久しぶりの学校についてわが子に聞くと「担任が２学期は楽しい行事があると言ってたよ」といった。
学童では仲良しの友だちとおやつを一緒に食べる班が分かれてしまって悲しいと続けて言った。

わが子は入学前１週間過ごした学童では友だち作りが１からの環境で当初はなかなかなじめないでいたが１週間もすればちらほら友だちもできていた。入学してからは薄暗い昇降口からひとりで教室に向かうのに勇気が入り、私と離れるときに泣いていた。

そんなことがあったのだろうかと思うくらいに今では友だちもたくさんできて毎日楽しそうにしている。毎日それなりに疲れるみたいだが友だちに会えるのがうれしいといっている。

わが子はいつでも楽しそうにしている。
楽しくなるように努力していると感じる。
だから私はクラス担任のその言葉がなんとなく引っかかった。

学童で仲良しの友だちと離れてさみしいと言ったことも含めて
「これまで一から周りとの関係を築いてきたのだから誰がいてもいなくても、行事があってもなくてもわが子は大丈夫だよ」と伝えた。

「日々を楽しいと感じ取る力があれば行事があってもなくても楽しいし、誰がいてもいなくても楽しめると思うんだ。大切なのは楽しいと感じる力を磨くことだと思う」とわが子に続けた。

大人でも誰かや何かに固執していると感じる人がいる。
誰かがいないと行動できなかったり意思決定が難しかったり。
何かに依存すると執着に変わってしまうと私は思う。

しかし、自分の軸がしっかりしていると周囲に何が合ってもぶれない。
私はこういうタフな大人に子どもたちを育てていきたい。

だから私はわが子が通う園や学校の行事などは全く気にしない。
私が見ているのは本人に合っている環境か、安心して預けられる場所か。
ただそれだけだ。それ以上のことは本人が過ごす時間を充実させるよう努力して力をつけることであるから親としては見守ることが責任かなと感じる。

幸い、わが子は自分で楽しむ力を獲得して学校生活を満喫している。
何より何より。
母はそれだけで幸せで思い切り仕事に打ち込めます。
子どもの成長とはありがたい。

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日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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