3歳から通所していたADHD男の子B君の話です。
幼稚園後の利用で週4回通所しておりました。
多動のお子様でお友達のおもちゃを取ってしまったり、悪気はないのですが、距離感が近く、お友達と上手く付き合えない子でした。
いつも幼稚園に迎えに行くと、別室から出てくるのを確認していました。
おおよそ幼稚園で集団生活が出来ず隔離されていたのではないかと思います。
通所してから時間と共に成長はしていましたが、やはり集団の生活が出来ずに私も悩んでおりました。
ある時、ご自宅に送る際、お母さまがお腹が大きいことに気付き、失礼ながらお聞きしたら妊娠しているとのことでした。
もちろん幸せなことではありますが、これからお母さまは下の子もB君も見て大変だなと思っていましたが、これが転機でした。
B君は弟が出来てから、物凄くお兄ちゃんになったのです。
もちろん多動や距離感の近さは無くなってはいませんが、大分落ち着きました。
児童発達支援という事業所の努力もありますが、ご家庭の努力も必要なんだと改めて気付いた体験談でした。
体験談・・・多動
教室の毎日
23/12/15 17:02