今回は知能検査についてお話したいと思います。
最後にはお知らせもありますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
「検査」と言えば血液検査だとかMRI検査などを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
私たち心理士は検査もしていく専門職なのですが、心理士が行う検査にはいくつか種類があります。
その中の一つが「知能検査」で、その名の通りお子さんの知能を測定するためのものです。
有名な知能検査と言えばウェクスラー系の「WISC(ウィスク)」「WPPSI」、ビネー系だと「田中ビネー知能検査」がなどあります。
知能検査ではいわゆる「IQ(知能指数)」と言うものを測定します。
「知能検査って知的障害かどうかを知るためのもの?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん知的障害か否かを判別するために用いることもあります。
しかし検査をする理由は様々あります。
検査によってはどんなことが得意・不得意なのかがわかるものもあるので、苦手としている作業や勉強がどうして苦手なのかを理解するために検査をする方もいらっしゃいます。
そういった得意不得意の特性を知ることで、「口頭指示だけでは指示が通りづらいから絵カードを使って指示を出そう」等、支援の方法を具体的に提示することが出来ます。
検査でどんなことをするのかについてお話はできませんが、大体1時間前後から2時間弱ほどででき、今後の方針を立てることができます。
最後にお知らせですが、この度「HEROIS」で知能検査の実施ができるようになりました。
実施できる知能検査は「WISC-V」、「鈴木ビネー知能検査」の2種類となっております。
また、お困りごとによっては知能検査以外の検査(性格検査など)を合わせて受検することもできます。
検査の受付を始めたばかりですので、検査の予約、実施まであまりお時間を要しません。
現在HEROISをご利用の方はもちろん、利用されていない方でも受けられますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
知能検査はじめました(心理部 あきら先生)
教室の毎日
24/05/31 16:16