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子どもに分かりやすく伝えるコツ 児童発達支援(こうた先生)

教室の毎日
今回は「子どもに分かりやすく伝えるためのコツ」についてお話します。

子どもとのコミュニケーションが難しいと感じることはございませんか?
私自身、毎日子どもたちと関わっていてどのように伝えたら良いのか、どのように関わったら良いのか常に悩みます。
家でも自分の子供と関わっていて悩みます。
療育に関する本や、育児書など様々な本を読んだり、インターネットで調べたりしました。しかし、現場に入ってその通りに実践してみても、上手くいかないことの方が多いです。なぜなら本やネットにある情報はあくまで基本的なことしか載っておらず、子どもは十人十色で性格も趣味も違うからです。

現場に入って子どもたちに伝えるとき様々な方法を実践してみて、比較的分かりやすかった方法をご紹介します。

1,口頭だけでなく視覚や感覚も使って伝える
口頭だけで指示を聞くよりもイラストや図などがあった方が分かりやすいですし、イメージもしやすいと思います。
集中力がまだ無い場合は、その子が好きなキャラクターを使って気を引きつけてみます。先ずは話を聞く力を養っていきましょう。
目に見えない力の加減などを伝える時は実際に子どもの手を握ってみたり、身体を押したりしてみて、感覚として伝えると分かりやすいです。

2,理由も伝える
何か伝える時に「〇〇だから、こうなんだよ」と理由もセットにして伝えてあげると良いです。例えば椅子の上に乗っている子どもが居たとします。「椅子に乗っちゃダメだよ」ではなく、「椅子に乗ると落ちて怪我をしてしまうよ、怪我をしたら血も出るし、入院したら遊べなくなっちゃうよ。だから降りようね」等やオーバー且つ子どもがイメージしやすいように伝えると良いです。子どもが「なるほど、だから椅子に乗っちゃいけないのか」と理由を理解できることがポイントです。

3,子どもが話を聞く環境や状況を作る
先ほどの例で言うと、椅子に乗っている子どもに対して離れたところから注意をしても子どもは中々聞いてくれません。なぜなら楽しい気持ちで頭がいっぱいになっており話を聞ける状況にないからです。
高い所の登っていたら、先ずは子どもを降ろして目を見て、理由をきちんと伝えるようにしましょう。
知恵がついてくるとそれでも話を聞かないことがあります。子供もとりあえずは「はいはい」と相槌をうっておけばその場が終わると考えるようになるからです。
その時には理由も伝えること併せて、「次同じことをしたら〇〇だからね」とルールを決めると良いです。
ルールを守らないと自分に不利益なことがあるということを実際に体感することで、ルールを守ろうとする意識を身につけることができます。

子どもによって分かりやすい伝え方は異なります。
当事業所でも一人ひとりに合わせた声掛けやサポートを引き続きしていきます。

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