児童発達支援で新しく運動を担当します、叶すずなです。
宜しくお願い申し上げます。
保護者様に質問です。
運動能力を伸ばすにはどうしたら良いと思いますか。
一生の中で最も運動神経が発達し、運動能力も急速に向上するのは、12歳頃までです。運動能力を伸ばすために、幼児期にやるべきことは、楽しく運動をしながら、体の基本的な動きを身につけることです。
今月の運動では、冒険をテーマにサーキット運動を行いました。サーキット運動の内容とねらいを書いていきます。
1、バランスストーン
ねらい:バランス感覚、脚力向上
様々なバランスストーンの上を落ちないように渡りました。両手を広げてバランスをとり、ふらついた際には脚でしっかり踏ん張りました。足を置く順番を考えながら取り組むことで、体と脳へ同時に刺激を与えました。
2、四足歩行
ねらい:体幹強化
ワニの形をした段ボールの上を四足歩行で進むことで、腕と脚で体を支え、体幹を鍛えました。体幹が弱い児童でも簡単に取り組め、椅子に長時間座る体力にもつながります。
3、ぶら下がりロープ
ねらい:握力、腕・肩周りの筋力アップ
ロープにぶら下がり、自分の体重を支える腕力を養います。ぶら下がる能力が向上にることにより、何かの拍子にふらついた時、近くの物に捕まることで、体を支えること出来、転倒を回避することが出来ます。
4、両足ジャンプ
ねらい:両脚を揃えてジャンプをする力をつける
両脚ジャンプが苦手な児童もいるため、腿にスポンジを挟み、両脚を揃えたジャンプに取り組みました。同時に同じことをするマルチタスク処理の鍛錬、更に内ももを鍛えることにより足を閉じて座ることにもつながります。
実際の様子はInstagramにてご覧いただけますので、ぜひご確認ください。
当教室は、「椅子に座って先生の話を聞くことができるようになる」ということを1つの目標としています。今回のサーキット運動では、楽しみながらも、「良い姿勢で座り続ける筋力」を身につけることを目指しました。児童たちは一生懸命取り組みながら、笑顔で挑戦してくれました。楽しく行うことがこの時期には最も大切です。
今後も様々な運動を通して、児童たちが楽しみながら自分の体を使いこなせるような取り組みを続けていきます。
今月の運動について 児童発達支援 (すずな先生)
教室の毎日
24/09/27 18:02