こんにちは🌞
横浜市青葉区にある児童発達支援フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋
今回はフォレストキッズこどもの国教室で取り入れている「パクパクうさぎ」の目的についてご説明させていただきます🐰
療育や保育現場でよく見るパクパクうさぎ(うさぎと言っても猫や犬、アンパンマンなど用意しております)ですが、どのような目的があるかご存知でしょうか❓
早速ですが、目的について、大きく分けて以下の3つをご紹介します。
🔷語彙の強化
最初は果物や野菜などの身近なもので行い、指定した物を食べさせてもらうということから始めます。言葉と写真やイラストを一致させることの繰り返しでその名詞を定着させていきます。少しづつレベルアップしていき、料理にしたり野菜や果物などの上位概念での指定にしたりすることでその物の理解をより深めていきます🍎🥕
また、口に入れる瞬間に「食べる」という言葉を添えることで食べるという動詞の強化も目指します😋
🔷抑制能力の向上による実行機能の強化
発達に特性があるお子様、特に衝動性の強いお子様が苦手とされる実行機能の一つである抑制能力の向上を目指します。お子様とこの課題を行っていると必ずと言って良いほど、自分の食べさせたい物を握っていたり、食べさせようとしてきます。そこで、あえて違う物を指定することで自分のあげたいものを我慢して、目的の達成のために必要な考え方にシフトする実行機能を養う練習を行います💪
🔷ワーキングメモリの強化
指定するものを複数にすることで、ワーキングメモリの強化をしていきます。まずは1つ、そして2つ、3つ、4つと覚える数を増やしていくことで、短期記憶から情報を処理して目標を達成させるワーキングメモリを強化します。この際、鍛えられるのは、発達に特性があると苦手なことが多い聴覚ワーキングメモリを鍛える練習になります👂🎧
他にも薄いカードを机から取ることから手先の巧緻性などの目的もありますが、利用されるお子様の特性に応じて目的を設定して療育を行っております🏁
パクパクうさぎの支援目的🐰
教室の毎日
24/09/30 15:14