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特性ある子の運動会を成功に変える3つのヒント

教室の毎日
― ASD・ADHD傾向のある幼児が「できた!」を感じられるまで ―

こんにちは、フォレストキッズの木山輔です。

今日は「運動会の練習に入れず、すぐ離脱してしまう」「運動会の不安が尽きない…」そんな保護者・先生へ向けて書いてみました。

1.なぜ “ダンス” や “パラバルーン” が難しいの?

* ルールが多い/変化が速い
→ 実行機能(段取り力)がまだ育ち途中の子には大混乱。
* タイミングが合わないストレス
→ 完璧主義・こだわりが強い子ほど「ズレた自分」を認めにくい。
* 刺激が多い
→ 音・歓声・カラフルな布…感覚過敏があると入力過多で離脱。

逆に、かけっこなどは取り組むケースが多いのは、ルールが単純で「スタートライン」「ゴールテープ」という視覚的構造化がシンプルだから。

2.“頑張った運動会”を叶える3ステップ

① 個別で“できる!”を先取り
やること
- 家で動画&カードで振付を可視化
- 興味の引き付けのために、まずは保護者が楽しそうに踊る
ねらい
「知ってる」「できるかも」の安心を増やす
② “できなかった時”の選択肢を用意
やること
-ダンスに入れない時リスト例を作成
・担任とベンチで応援
・ベンチでダンスの歌を歌って参加
・砂場で“応援旗”づくり
ねらい
失敗を“約束を守った成功”にリフレーミング
③ 行動を否定しない声かけ
やること
共感プラス代替案の提示
NG:「どうしてやらないの?」
OK:「今はやりたくないんだね。応援ならできるかな?」
ねらい
自己肯定感を守り、次の挑戦を後押し

ポイント

選択肢を“事前に”カードなどで共有し、当日「選んでもらう」だけにしておくと混乱が激減します。

3.おわりに

運動会=全種目フル出場、ではありません。
「自分なりに最後まで約束を守れた」
――これが“頑張った運動会”のゴール。
やって欲しいことができれば特性で困る人はいません。それが難しいため、周囲の理解と環境整備が実力の発揮に大きく影響します。
今日の記事をヒントに、目の前の小さなチャレンジを大きな成功体験へ変えてみてください!
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