言語聴覚士による個別支援〜構音検査編〜
教室の毎日
24/06/25 01:16
こんにちは🌸
ココノハーツ福岡太宰府教室です🌈
今日は、待ちに待った構音検査キットが届きましたので、言語訓練による個別支援の様子をお届けします✨
当教室では、親御様からお子様の発語の課題についてご相談を受けた際、まずは検査を実施し、発語レベルの評価を行います。漠然と訓練を行うのではなく、科学的なアプローチでお子様の発音の現状を把握することから始めます。
検査の流れと狙い
検査は10分〜15分程度。お子様と楽しく会話をしながら行うため、「もう終わり!?」と驚かれることも多いです😂
構音検査の狙いは、大きく5つあります🌟
STEP 1: 構音検査
(1)発音の評価
お子様がさまざまな音(例えば「さ行」「た行」など)を正しく発音できているかを確認します。
(2)発音の間違いを見つける
音の置き換え、歪み、脱落をチェック。例えば、「さかな」を「たかな」(置き換え)、「しゃかな」(歪み)、「かな」(脱落)などの誤った発音パターンを特定します。
(3)一貫性のチェック
異なる単語や文の中で同じ音が一貫して発音できているかを確認します。
(4)発音に影響する要因の確認
口や舌の動き、歯並びや口の中の構造に問題がないかをチェックします。
(5)発音の問題の種類を分類
発音の問題が学習不足によるものか、身体の構造や機能の問題によるものかを区別します。
STEP 2: 治療計画の作成
検査結果に基づいて、正しい発音を学ぶための練習や訓練方法を決めます✏️
STEP 3: 治療の効果の確認
定期的に検査を行い、発音がどれだけ改善したかを確認します。
楽しくPDCAサイクルを回す
以上のSTEP 1~3をPDCAサイクルで繰り返し、改善に向けた取り組みを教室でもご家庭でも行っていただきます。ポイントは「楽しく」行うことです🐜
言語聴覚士のサポートを通じて、お子様がはっきりと正しい発音で話せるようになり、友達や家族と楽しくおしゃべりできるようになることを願っています🌈
これからもお子様の成長をサポートしていきますので、よろしくお願いします✨