児童発達支援事業所

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『ほっと』

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐

発達障害の子が「ほっと」する時とは?

① フワフワ・やわらかいものを触っている時
• ぬいぐるみ
• フリースや毛布
• モコモコのクッション
• スライム、スクイーズ

触覚から伝わる安心感は、言葉よりも早く脳に届きます。
特にASDの子は「安心=身体感覚」で理解することが多く、
フワフワは【安全だよ】というサインになります。
無理に手放させなくて大丈夫です。

② 何も求められていない時間
• 「ちゃんとしなさい」がない
• 「早く」「まだ?」がない
• 正解を出さなくていい

発達の子は常に
「間違えたらどうしよう」「怒られないかな」
と考えています。

何も期待されない時間は、
心の鎧を脱げる貴重な瞬間です

③ 先が見えている時
• 今日の流れがわかっている
• 終わりがはっきりしている
• 変化が事前に伝えられている

「いつ終わるかわからない」ことは、
発達障害の子にとって大きな不安の原因。

予定が見えると、
脳が安心モードに切り替わります。

④ 一人でいられる時(孤独ではない)
• 1人遊び
• 静かな場所
• 誰にも話しかけられない時間

これは「さみしい」ではなく、
刺激を減らして回復している状態。

無理に「みんなと遊ぼう」としなくても大丈夫です。


⑤ 否定されない言葉をかけられた時
• 「そう思ったんだね」
• 「しんどかったね」
• 「今は休んでいいよ」

アドバイスより、
評価より、共感。

それだけで、子どもの中に
「ここは安全」という感覚が生まれます。

「ほっと」が足りないとどうなる?
• 急にキレる
• ぼーっとする
• 何もしたくなくなる
• 甘えが強くなる

これは怠けでも反抗でもありません。
緊張が限界を超えたサインです。

大人にできること
• フワフワを「安心アイテム」として認める
• 何もしない時間を予定に入れる
• 頑張らせすぎない
• 「休むのも大事」と言葉にする

子どもが「ほっと」できる時間は、
心と脳のリハビリ時間です。

🍀てなことで🍀

発達障害の子にとって
安心できる瞬間があるかどうかは、
成長よりも、学習よりも、大切な土台です。

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