児童発達支援事業所

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)のブログ一覧

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(319件)
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脅しは何もうまない

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 発達障害の子に『〇〇しないとこうなる』のような【脅し】になるような言葉は何のメリットもうみません 🍀脅しが子どもの心に残す良くない影響と本当に大切な関わり方🍀 発達障害のある子どもに対して 「早くしないと置いていくよ」 「そんなことするならもう喋らない」 「言うこと聞かないならおやつなしだよできないよ!」 このような声掛けその時一瞬は言うことを聞きますが将来的な長い目で見るといい事はないです。 今回は、なぜ脅しが最悪の対応なのか。その理由と、代わりに何をすればいいのかを独り言でつぶやいていきます。 なんで「脅し」が最悪なのか。 ①脅しは「恐怖」で動かす方法だから 発達障害のある子は、不安が強かったり、先を考える事が苦手だったりします。 そこに「置いていくよ」「もう喋らない」と言われると、 “行動を考える力”より先に“恐怖反応”が出てしまいます。 そうなると…… • パニック • 固まる • さらに動けなくなる • メルトダウン(外部からのストレスが限界を超え、自分の感情や行動をコントロールできなくなった状態) につながりやすくなります。 その瞬間行動ように見えても、学習されるのは「大人の言うことを聞かないと危険」というご学習です。 ② 子どもの自己肯定感を確実に下げる 発達障害の子はもともと「失敗体験」が多く(すぐに失敗と思いがち)、自己肯定感が下がりやすいタイプの子もいます。 そんな状況に大人の脅しが入ると 「自分はダメなんだ…」 「どうせ怒られる…」 「大人は助けてくれない」  「大人は怖い」 という気持ちが強化されてしまい、行動面の困りごとがさらに悪化します。 ③ 脅しは“理解”につながらない 発達障害の子が行動に移れない理由は、 • 切り替えが苦手 • 注意の向け方が難しい • 感覚過敏でしんどい • 行動の見通しがつかない • 不安が強い など、“理由”が必ずあります。 そこへ脅しを使うと、理由の理解ではなく 💦「大人の顔色を読む」💦 💦「叱られないために動く」💦 という最悪で不健康な学習になるので、根本的な改善にはつながりません。 💀 脅し対応で実際に起こりやすい悪影響💀 • 家では大人しくても学校で爆発する(二次障害) • 大人を信じなくなる • 不安・癇癪・拒否反応が増える • 行動の理解が育たず、同じ問題が繰り返される • 自己肯定感が極端に下がる 短期的に効いたように見えても、長期的には【確実に悪化する】という特徴があります。 💡 じゃあどうすればいいの? 【脅しの代わりにできる3つの声かけ 】 ① 見通しと手順を先に伝える 発達障害の子には「次に何が起きるか、予定」が分かるだけで動きやすくなります。 • 「あと3分したら出発するよ」 • 「靴をはいたら一緒に家出るよ」 これは脅しではなく、安心のための予告編 ② “どうして難しいのか”を一緒に見つける 行動できない時はすぐ怒るのではなく、 • 「何がしんどい?」 • 「どうしたら出来そう?」 と理由を一緒に探す。 それだけで、拒否から協力へ変わりやすくなります。 ⸻ ③ 成功できるスモールステップを作る 「全部できる」は無理でも 「最初の1つだけならできる」なら動ける子は多いです。 • まず靴を出すだけ • まず10秒だけ机に座る 成功体験が増えると、脅しはいらなくなります。 脅しは“その場の大人の楽にはなりますが、子どものためになんにもなっていません💢 発達障害のある子は、 怒られるから動くのではなく💡理解できるとと動ける子たちです。 「脅す」ではなく、 「理由を知る・見通しを渡す・一緒に解決する」 この3つを積み重ねていくことで、子どもの行動は安定し、自信も育っていきます。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/脅しは何もうまない
教室の毎日
25/12/02 17:18 公開
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勝ちへのこだわり

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 自閉スペクトラム症の【勝ちにこだわるについて僕が思っていることをつぶやいていきます。 子どもがゲームや遊びで「絶対勝ちたい!」「負けたくない!」と強くこだわるのは自閉スペクトラムのある子にはよく見られます。 これは、脳の特性と安心したい気持ちが大きこく関係しています。 「勝つ」ことで安心したい気持ち ASDの子は変化などに苦手です。 負けてしまうと • 思っていた流れが崩れる • 予想外の展開になる • 心がザワザワする など、大きなストレスにつながります。 だから 「勝つ=安心できる」 という気持ちがとても強く出やすくなると思います。 2. 負けると「感情の処理」が追いつかない 負けた瞬間、悔しさ・悲しさ・怒り・不安がなどの気持ちが一気にきます。 ASDの子は、このような感情を整理したり切り替えたりするのがかなり難しいです。 • パニックになる • 泣く • 途中でやめてしまう などの反応が起きやすくなります。 3. こだわりやすい「ルールの世界」が得意 ASDの子はルールや順番が大好き。 ゲームはルールが明確で、数字や勝敗がハッキリしているので、 「正しさ」にこだわりが強くなります。 そのため、 • ルール違反に敏感 • 少しでも不公平だと怒る • 自分の思う“正しい勝ち方”を求める←ここいつも大変だなと思う 勝ち負け以外の“成功体験”を増やす 勝敗以外にも褒めるポイントを用意すると安定します。 • 「今日最後まで座ってできたね」 • 「発表の時、声が聞こえたよ」 • 「ルール守れてすごい」 「勝つ以外でも認められる」 という経験を作ります。 感情があふれた時は、まず共感 負けて泣いても叱らないでOK。 • 「悔しかったね」 • 「勝ちたかったよね」 この一言で落ち着きやすくなります。 勝敗のある遊びは、時間と心の余裕がある時に 疲れている時は負けへのストレスが2倍。そうなるとかなり大変です • 協力ゲーム • 勝敗のない遊び に変更するのも大切。←けどどっちの勝ち?と聞かれた 負けに慣れる練習も大切 いきなり“我慢させる”のは逆効果。 • じゃんけん1回だけ ↓ • 2回中1回勝てばOK ↓ • 少しずつ負けても平気になっていく という流れが理想です。平気という言い方であってるんかな ASDの子の「勝ちへのこだわり」は、安心したい という、とてもまじめで繊細な純粋な気持ちの表れです。 叱る必要はありません。 少しずつ、負けても自分を保てる“心のクッション”を一緒に育てていけば大丈夫です。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/勝ちへのこだわり
教室の毎日
25/12/02 10:42 公開
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集団不適応の本当の原因

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【発達障害の子が“集団不適応”になる本当の原因とは?】正解はないかもですがこうかなとことをつぶやきます。 発達障害の子が集団に入れなかったりしますがそれはワガママでもなんでもないです。 ● 情報量が多すぎる 僕らが気にならない音、気配、話声、空気感に敏感。 発達特性がある子はこれらを全部拾ってしまってしんどくなります。 これらを同時処理するのは大人でも大変ですよね。 子どもにとってはなおさらです。 見通しが持ちづらいから不安が大きい、ゴールが見えにくいからしんどい 集団では「次に何が起きるか」が早いテンポで進みます。 発達障害のある子は、先が見れないので混乱して行動も止まります。 感覚過敏・鈍麻が影響していることも 音が大きく感じたり、逆に鈍く感じたり この感覚の違いは、周りには見えませんが、 その子の「しんどさ」を大きく左右する要因です。 ・チャイムが痛いほど大きい ・誰かの笑い声が不快←これ僕もあった 言語理解や状況把握のタイムラグ 集団はテンポが速いので、 「説明されても理解が追いつかない」 「聞いた瞬間に処理できない」 という状況が起こります。 その間に周りがどんどん動くため、置いてきぼりになり 自己調整(気持ちの切り替え)が苦手 発達障害の特性として、 ・気持ちが一つのことに集中しやすい ・切り替えが苦手 ・興奮・緊張・不安のコントロールが難しい 💡 本当の原因は「その子の問題」ではなく「環境とのミスマッチ」。環境とのミスマッチ本当これ💡 環境を整えると → 一気に参加しやすくなります。 例えば、 • 見通しのあるスケジュール • 絵カードによる説明 • 小さなグループからの参加 • 休憩の確保 • 苦手な刺激の調整 などです。 💪集団が苦手でも、その子の力は必ず伸びる 理解されるほど、その子は安心し、 本来の力を出せるようになります。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/集団不適応の本当の原因
教室の毎日
25/12/01 11:11 公開
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偏食

こんにちは(^^♪『かみか企画』です 【偏食てなんでなるの?】 💡 感覚が敏感か鈍感のどちらか ・味が強く感じる ・舌触りが苦手 ・匂いに反応してしまう←これは食べる以前 💡不安 初めての食べ物←未経験で怖い 💡 過去の嫌な経験 吐き気がした。体調が悪くなった。 【偏食対応】 無理強いはしない 嫌な記憶が増えると逆効果。 嫌な空気をつくらない まず“触る・見る”からでOK 食べなくていいので、見る触る匂う 💡 見た目を変えない 特に発達のある子は基本的に全く同じ形大きさ 変えたとしても分からように 💡小さく“混ぜる”より“横に置く” 以外かもしれないけど混ぜるのはダメなんだな ⑤ 好きな食材から広げる 好き→苦手につながる橋を作る✨ 例)ポテト好き→じゃがいも料理へ少しずつ ⑥ 料理の工程に参加してもらう 作ると「一口だけ食べてみよかな」が生まれやすい😊 ⸻ 💬声かけのコツ ・「食べなくてもいいよ、触れたね😊」 ・「今日は一口近づけられたね✨」 ・「できた!」を増やすと自信がつく ⸻ 🍙親が気にしすぎないことも大事 栄養は1日でなく1週間単位で見てOK。 「今日は炭水化物だけだった…」 そんな日があっても大丈夫です🍀 偏食はゆっくりペースでしか広がらないけど、 小さな一歩を積み重ねると必ず変化が出ます😊✨

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/偏食
教室の毎日
25/11/28 13:41 公開
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「頑張ったね」がしんどくなる時がある

こんにちは(^^♪『かみか企画』です。 🍀誉め言葉がプレッシャーになることがある🍀 発達障害のある子の中には、「頑張ったね」と言われると逆にしんどくなってしまう子がいます。 決して悪い意味ではなく、その子その子それぞれの受け取り方です。 💡 なぜ「頑張ったね」がしんどいのか。 いつも頑張っているから『もっとがんばれ』に聞こえる 発達の子は、周りが気づかないところで ・音 ・人の気配 ・見えすぎる・聞こえすぎる ・切り替えの難しさ などで、日常から常に全力に近い状態で生きています。 だから「頑張ったね」と言われる → まだ頑張らないといけないの?←ここが難しい 評価されるのがプレッシャーになる 「頑張ったね=成功したね」と受け取る子も。 すると、 次も失敗できない と、プレッシャーになってしまいます。←こうなったら大変 自分では頑張った実感がない 発達の子は、できた理由を上手に言葉にできなかったり 普通に普段道理しただけなのになんで褒められるの?よくわからないとなったりもします。 じゃあどんな言葉が代わりにいいでしょうか。 「頑張ったね」ではなく、事実をそのまま言葉にすると安心します。 • 「ここまで来れたね」 • 「できた瞬間見えたよ」 • 「教えてくれてありがとう 評価ではなく、気づき・共感・安心を渡す言葉が心に届きます💡 「頑張ったね」がしんどくなるのは、毎日その子ががんばっているから。 言葉言い方を少しかえるだけでかわります。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/「頑張ったね」がしんどくなる時がある
教室の毎日
25/11/28 09:45 公開
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