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難しい

こんんいちは(^^♪『かみか企画』です⭐


空気を読んでほしい」は、ASDの子にはとても難しい理由

「もう少し空気を読んでほしいな…」子育てや集団の中でつい口にしたくなる言葉です。

でも実はこの言葉、ASD(自閉スペクトラム症)の子にとっては、とても高度で抽象的な要求でもあります。

そもそも「空気を読む」とは何か?

大人が使う「空気を読む」にはこんな要素が全部含まれています。
• 表情・声のトーン・視線を同時に見る
• その場のルールや暗黙の了解を推測する
• 相手の気持ちを想像する
• 今は「やる/やらない」「言う/言わない」を判断する

つまり言葉にされていない情報を一瞬で統合して判断する力が必要です。

これは定型発達の大人でも疲れていると難しくなります。

ASDの子が「空気」をつかみにくい理由

ASDの子は、能力が低いわけでもわざと困らせているわけでもありません。
脳の情報処理の特性として、次のような傾向があります。

① 言葉になっていない情報が分かりにくい
• 表情・雰囲気・暗黙の了解を読み取るのが苦手
• 「察する」「感じ取る」が難しい

💡 言われていないことは存在しないに近い感覚の子もいます。

② 一つのことに集中すると周りが見えなくなる
• 自分の興味や目的に強く集中する
• 周囲の変化に気づきにくい

💡悪気なく「場に合わない行動」になることがあります。

③ ルールは「はっきり」していないと理解しにくい
• 曖昧な基準が苦手
• その場その場で変わる判断が難しい

💡「今はダメ」「今回はOK」の違いが分かりにくいのです。

「空気を読めない」=「わがまま」ではない

ここがとても大切なポイントです。
• 注意されても直らない
• 毎回同じことをする
• 周りとズレる

これらは理解できていない・判断材料が足りていない状態であって反抗や怠けではありません。

むしろ本人は「なぜ怒られているのか分からない」「どうすればよかったのか分からない」と混乱していることが多いです。

「空気を読んで」より伝わる関わり方

ではどう関わればいいのでしょうか。

① 空気を「言葉」や「形」にする
「空気読んで」←だめ
「今は〇〇する時間だよ」←正解
「ここでは声は小さめにするよ」←正解

具体的・一文・肯定形が基本です。

② 判断を本人に丸投げしない
「考えて行動して」←ダメ
「今は座る」「今は待つ」←正解

💡 選択肢が多すぎると混乱します。

③ できた時を見逃さず言語化する
• 「今、静かにできてたね」
• 「順番待てたね」

💡 成功体験を言葉で残すことで、次につながります。

🍀てなことで🍀

ASDの子にとって「空気を読む」は才能や努力の問題ではなく特性の違いです。

空気を読むことを求めるよりも
• 見える形にする
• 分かる言葉にする
• 判断を助ける

この関わりが本人の安心と成長、そして周囲のしんどさも減らします。

「分からない」のではなく「分かる形で伝えられていないだけ」。

そう捉えることが、支援の第一歩です。
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