1か月ぶりの更新になっていました。この間、ありがたいことに見学や新規利用が増え、ばたばたしておりました。
こどもの家-harima-では、公認心理士、保育士が訪問支援員として保育所等訪問支援を行っております。
保育所「等」なので、保育所、こども園、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、乳児院、放課後児童クラブ(学童)など、お子様が普段生活している集団の場が訪問先になります。
訪問先では、お子様の様子を専門的視点を持って参観したり、集団の流れを妨げないようにお子様へ支援を行ったり、現状について先生とお話させていただきます。
その中で、お子様の特性から生じる行動なのか、そうではないのかを見極めていきます。特性から生じていることに関しては、本人を変えることはできないため、環境への工夫を考えます。特性から生じていることに関して、周りの大人にご理解いただくことで、「注意」や「叱責」されていたことが、「見守り」に変わったり「できる方法を考える」ことに繋がります。
特に、保育所や幼稚園は、子どもにとって初めての集団であることが多く、そこでの過ごし方がその先の集団へのイメージ(見通し)に繋がっているお子さんは多いです。
「行き渋りがある」「帰宅後暴言暴力がある」「家と園での様子が違う」など、一度通園通学先や、自治体の相談窓口、児童発達支援事業所、放課後デイサービスなどにご相談してみてください。
「不登校」で誰かがしんどい思いをする前に、今からできる支援をしていきましょう。
「先のことを考える」ことも大切ですが、正しくは「未来」のために「今」必要なことを考えることだと思います。「今」で未来は変わります。
保育所等訪問支援について
教室の毎日
24/09/26 14:23