早期療育の大切さ。
教室の毎日
25/06/14 14:48

こんにちは(^^)/
代表の板垣です。
今日は、早期療育の大切さ。について書きたいと思います。
日々子どもたちと接していて、ひしひしと感じることは、
早い時期からの丁寧な療育と、環境を整えることの大切さです。
〈「困った行動」ではなく、「困っている子ども」として見る〉
支援とは、ただ問題行動を直すことではありません。
お子さんが毎日を過ごしやすくなるための方法を、
一緒に探していくのが療育の目的です。
そして、早い段階で適切なサポートができれば、自信の低下や自己否定感、不安、うつなどの“二次障害”を予防することにもつながります。
◯ニ次障害とは...
二次障害とは、本来の発達の特性とは別に、まわりの理解や支援が得られなかったことによって後から現れる心の不調のことです。
たとえば、
自信をなくす
自分を責める
不安やうつ、無気力になる
攻撃的な行動が増える など
これは、最初からその子に備わっていたわけではなく、周囲に理解されなかった経験の積み重ねが原因になることが多いです。
〈早期療育が二次障害の予防につながる〉
だからこそ、早く気づいて、早く支援につなげることがとても大切です。
小さな「できた!」を積み重ねていくこと、
「わかってもらえた」「認めてもらえた」という安心感を育てていくことで、お子さんの心はぐんと安定していきます。
そしてそれは、二次障害の予防にもつながっていきます。
発達の支援には、「これをしたら正解」という決まった方法はありません。
その子に合った支援を見つけるためには、
できるだけ早く気づき、関わり始めること、コツコツと積み重ねることが大切だと感じています。
「うちの子、ちょっと気になるかも」
その気持ちは、責めるためではなく、子どもを守るための第一歩です。
私たちは、ご家庭と一緒に、お子さまが安心して過ごせる居場所と未来をつくっていきたいと思っています。
板垣あい