児童発達支援事業所

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(55件)
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療育は「頑張ってできるようになる場所」?

「幸せに向かう力」を育てる場所。 療育って、どんなイメージですか? 「療育」と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか。 苦手なことを練習する。 できないことを、頑張ってできるようにする。 少しでも周りの子に追いつけるように訓練する。 そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。 児童発達支援や放課後等デイサービスの役割については、いろいろな考え方があります。そのなかで私たち【ウィズ・ユーたかとり】が大切にしているのは、いろいろなことができるように訓練するよりも、まず「心の土台」を育てることです。 心の土台とは ここでいう心の土台とは、たとえばこんな気持ちのことです。 「ここにいていいんだ」という安心感 「自分は大切にされている」という感覚 「楽しい」「好き」と思える気持ち 「困ったら助けてもらえる」という大人への信頼 発達障害のある子どもたちは、怒られる経験が多い子が多いです。 なので、この土台を育てることを意識的にすることが大切だと考えています。心の土台が育つとお子さんは自分の力で少しずつ世界を広げていけるようになります。 私たちはこれを、「幸せに向かう力」と呼んでいます。 「悪い習慣がつかないことは教えます」 もちろん、何も教えないわけではありません。 人を叩く、物を投げるといった、将来お子さん自身が困ってしまうような悪い習慣がつかないように、きちんと伝えます。 大きなトラブルなく、毎日を過ごせている。それだけで十分です。 まだ、みんなこどもなんです 周りの子と比べて、「うちの子はまだこれができない」と焦ってしまうこともあると思います。 でも、考えてみてください。 まだ、みんな小さなこどもなんです。 周りの環境に合わせる努力は、もう少し大きくなってからで間に合います。 ゴールは、小学校高学年から中学卒業くらい 周りに合わせる力や、社会のルールに沿って行動する力は、小学5、6年生ごろから中学生にかけてグッと成長するイメージです。 そう思うと、まだまだ時間はたっぷりあると感じませんか? 焦らなくていいんです。今は心の土台をじっくり育てる時期です。土台がしっかりしていれば、成長して「頑張りどき」が来たとき、お子さんは自分の力で踏ん張ることができます。

児童発達支援 ウィズ・ユーたかとり/療育は「頑張ってできるようになる場所」?
教室の毎日
26/10/23 09:59 公開
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毎日同じ道を通りたがるわが子。

「どうして、いつも同じ道じゃないとダメなの?」 園に行くとき、いつも同じ道を通りたがる。 少しでも違う道を行こうとすると、泣いたり座り込んだりしてしまう。 そんなお子さんの姿に、「どうしてここまでこだわるんだろう」と悩まれている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 自閉スペクトラム症(ASD)の特性のひとつに、「いつもと同じ」へのこだわりがあります。同じ道、同じ順番、同じ場所、同じ物。周りから見ると「そこまでこだわらなくても」と思えることでも、本人にとってはとても大切なことなのです。 「いつもと同じが楽なのは、誰でも同じ」 実は、「いつもと同じ」が楽だと感じるのは、大人も子どもも、誰にでもあることです。 行きつけのカフェでなんとなくいつも同じ席に座る 通い慣れた道の方が安心して歩ける 朝の支度の順番が決まっている 逆に初めて行く場所は緊張する 知らない道を通ると迷わないか心配 洋服を裏表逆で着ると変な感じがする 自閉スペクトラム症のお子さんは、この変化に対する違和感が、多くの人よりも強いと考えると分かりやすいかもしれません。私たちが少し落ち着かないな、緊張するなと感じる程度の変化でも、お子さんにとっては大きな不安や混乱につながることがあります。 新しいことばかりが続くと、疲れてしまいます 変化に敏感なお子さんにとって、いつもと違う出来事が続くことは、それだけでとても疲れることです。 新しい場所、新しい人、新しい活動。一つひとつに緊張し、エネルギーを使います。そんな毎日が続くと、お子さんは新しい体験に疲れ切ってしまい、新しい活動に向かう意欲を持ちにくくなります。 「何をやっても嫌がる」「新しいことに挑戦しない」という姿の裏には、こうした疲れが隠れていることも少なくありません。 反対に、最初から「いつもと同じ」を大切にして過ごすとどうなるでしょうか。 「いつもと同じ」を繰り返すと、のびのび過ごせるようになります そして、おもしろいことが起こります。 いつもと同じを十分に繰り返したお子さんが、自分から飽きて、違うことに興味を持ち始めることがあるのです。 大人が無理に変えようとしなくても、安心がたまったところで、お子さん自身が「次」へ向かっていきます。変化を受け入れる力は、安心の土台があってこそ育つものだと、私たちは考えています。 こだわりは「直すもの」ではなく「見守るもの」 こだわりを見ると、「早く慣れさせなければ」「このままで大丈夫だろうか」と心配になるかもしれません。 でも、こだわりはお子さんが自分を落ち着かせるための大切な手段でもあります。まずはそのこだわりを尊重し、安心できる「いつもと同じ」を一緒につくってあげることが、結果的にお子さんの世界を広げる近道になります。 【ウィズ・ユーたかとり】で大切にしていること ①毎日の流れをそろえる: 来所してから帰るまで、できるだけ同じ流れで過ごせるようにしています ②こだわりを事前にお聞きする: ご家庭や園で大切にしている順番やルールを教えていただき、できる範囲で合わせます ③変化はお子さんのペースで: 新しい活動は、安心して過ごせるようになってから少しずつ取り入れます 見学・ご相談は随時受け付けています⭐︎

児童発達支援 ウィズ・ユーたかとり/毎日同じ道を通りたがるわが子。
教室の毎日
26/10/22 09:21 公開
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「入園して半年でやっと慣れた」では遅すぎる?

「半年たって、やっと慣れてきました」 入園や入学から半年ほどたった頃、保護者の方からこう聞くことがよくあります。 ほっとするお話ですが、私たちは少し違う見方をしています。半年は、慣れるまでの時間としてかなり長いと考えています。 その半年のあいだ、お子さんは毎日不安やストレスを抱えながら通っていたことになります。保護者の方も、毎朝の送り出しがつらかったのではないでしょうか。 自閉スペクトラム症のお子さんは「初日」が大切です 自閉スペクトラム症(ASD)のお子さんは、新しい場所や人、先の見えない状況に強い不安を感じやすい傾向があります。 最初に「ここは怖い」「嫌なことがある場所だ」と感じてしまうと、その印象を変えるのに長い時間がかかります。反対に、初日に「ここは大丈夫」「楽しいことがある」と感じられれば、そのあとはぐっと楽になります。 だから初日の工夫がとても大切です。 私たちのこれまでの経験では、お子さんの様子をよく見て関わる環境であれば、多くのお子さんは早くて1日から2日、長くても1か月ほどで落ち着いて過ごせるようになります。 「慣れるには時間がかかるもの」と思われがちですが、時間がかかる原因はお子さんではなく、環境の側にあることも少なくありません。 大事なのは「この子のこと」を事前に知ること 初日からうまくいくかどうかは、事前の情報共有で大きく変わります。 保護者の方や園の先生から、たとえばこんなことを教えていただきます。 好きなこと:好きな遊び、おもちゃ、キャラクター、安心できる物 苦手なこと:大きな音、人が多い場所、特定の感触や匂い こだわり:決まった順番、場所、物の位置など 気持ちの伝え方:言葉、身ぶり、絵カードなど 落ち着く方法:不安になったとき、パニックになったときにどうすると落ち着くか 「電車が大好き」と分かっていれば、初日に電車のおもちゃを用意して待つことができます。「大きな音が苦手」と分かっていれば、静かに過ごせる場所を先に準備できます。 こうした小さな準備の積み重ねで、お子さんにとっての「はじめての場所」が「安心できる場所」に変わっていきます。 【小さいうちほど、大人が環境を整えることが大切です】 就学前の小さなお子さんは、自分の困りごとを言葉でうまく伝えられないことがほとんどです。「嫌だ」「怖い」「分からない」という気持ちは、泣く、固まる、その場から離れるといった行動に表れます。 だからこそ、周りの大人が先回りして環境を整えることが大切です。お子さんが環境に合わせるのではなく、まず大人がお子さんに合わせた環境をつくる。それが、小さいうちの支援の基本だと考えています。 最初からうまくいけば、お子さんは無用なストレスを受けずに済みます。安心できる場所だからこそ、新しいことに挑戦する力も育っていきます。 それは、関わる先生たちにとっても同じです。「どう関わればいいか分からない」「毎日泣いてしまう」といった先生たちの悩みも減り、お子さんの成長を支えることにもっと力を使えるようになります。 そして、保護者の方の安心にもつながります。 【ウィズ・ユーたかとり】の取り組み 当施設では、はじめての日を大切にするために次のことを行っています。 ご利用前の丁寧なヒアリング:お子さんの好きなこと、苦手なこと、こだわりなどをお聞きします 関係機関との情報共有:保護者の方の了承のうえで、通っている園と連携します 初日に向けた環境づくり:好きな遊びを用意する、静かなスペースを確保するなど、お子さんに合わせて準備します 見学・ご相談随時受け付けています⭐︎

児童発達支援 ウィズ・ユーたかとり/「入園して半年でやっと慣れた」では遅すぎる?
体験説明会
26/10/20 13:39 公開

幼児期から小学生期に最も大切なこと

「高度なスキルよりも社会性の土台づくり」 子どもたちと接していると、 「お友だちとうまく関われるようになってほしい」 「コミュニケーション力を育てたい」 そんな思いを持つ保護者の方が多くいらっしゃいます。 しかし実は、幼児期から小学生期は、高度なソーシャルスキルが一気に伸びる時期ではありません。 この時期に最も大切なのは、“社会性の土台”をつくることです。 ■ 高度な社交術より大切なのは「土台」 挨拶の仕方や空気の読み方を、形だけで覚えさせようとしても、 うまくいかず自信を失ってしまったり、人との関わりを負担に感じたりすることがあります。 どんなスキルも、土台がなければ積み上がらないものです。 基礎を飛ばして難しいことだけ教えても、子どもたちは困り感を抱えやすくなってしまいます。 ■ 土台が育つと「意欲」と「価値観」が育つ 社会性の土台が整うと、 「やってみよう」という気持ち 「こうしたい」という自分の意思 人を信頼する安心感 できなかった時に助けを求める勇気 といった、内側からの成長が自然と芽生えてきます。 この基礎があって初めて、後々の高度なソーシャルスキルが無理なく育つのです。 ■ 当事業所で大切にしている 5つの“土台スキル” 当事業所では、幼児期〜小学生期の子どもたちに必要だと考える“社会性の土台”として、次の5つを大切にしています。 ① 生活リズムを整える 心の安定は生活の安定から。 睡眠・食事・活動のリズムが整うことで、気持ちの波が落ち着き、挑戦する意欲が育ちます。 ② 自分の希望を伝える 「これがいい」「これは嫌だ」。 自分の気持ちを表現する経験は、自信とコミュニケーションの基礎につながります。 言葉が難しくても、ジェスチャーや表情でも大丈夫。伝えようとする気持ちが大切です。 ③ 人に手伝ってもらう 「できない自分」を責めずに、「助けて」と言える力。 これは将来、人と支え合って生きるための大切な土台になります。 ④ 人と一緒に楽しむ 同じ時間・同じ活動を共有し、「一緒に楽しい」を味わう経験は、 仲間を信じる気持ちや、関わりへの安心感を育てます。 小さな“楽しい”の積み重ねが、関係づくりの第一歩です。 ⑤ 人と一緒に喜ぶ 誰かの成功や嬉しい出来事を一緒に喜べること。 これは共感性や対人理解の基礎です。 「あなたが嬉しいと、私も嬉しい」 そんな経験が、やさしさとつながりの心を育てます。 幼児期〜小学生期は、技能を詰め込む時期ではなく、心の土台を育てる時期です。 土台がしっかり育てば、子どもたちは自然と人とつながり、社会の中で自分らしく成長していきます。 焦らず、比べず、その子のペースを大切に。 私たちはこれからも、子どもたちの“土台づくり”を丁寧に支援していきます。

児童発達支援 ウィズ・ユーたかとり/幼児期から小学生期に最も大切なこと
教室の毎日
26/01/29 16:14 公開

「ちゃんと聞いてる?」——『聞く力』を育てる支援

こんにちは! 代表の板垣です⭐︎ ドタバタの夏休みが始まり、更新が久しぶりになってしまいました⭐︎ この時期は、夏休み中の利用に向けた放課後デイのお問い合わせ、 就学に向けた、年長さんの保護者からの問い合わせが 増えています(^^)/ お気軽にご連絡ください! 今日は「聞く力」についてお話ししたいと思います。 子どもたちの中には、こちらの話を聞いているようでも、 ・質問にうまく答えられない ・「わかった」と言いながら、全然違う行動をしてしまう ・指示がうまく伝わらない ・言葉は理解していて自分の主張はできるけど...。 ・会話が一方通行で、大人とは会話できるけど、子ども同士では上手に会話ができない ということがあります。 でも、決して聞いていないわけではないんです。 「聞く力」——つまり、聞いた言葉を受け取り、理解し、記憶して行動につなげる力がまだ十分に育っていないことが背景にあります。 ◯聞く力って、どんな力? 「聞く力」は、ただ耳で音を拾う力ではありません。 ・相手の話に意識を向ける集中力 ・言葉の意味を理解する認知の力 ・情報を一時的に記憶しておくワーキングメモリ ・理解したことを自分の行動に結びつける実行機能 など、いくつかの力が組み合わさって、はじめて「聞いて行動する」ことができるのです。 このような力が発達の途中にある子どもたちには、「聞こえているけど、伝わっていない」「わかったと言っても、実際には分かっていない」というギャップがよく見られます。 私たちの施設では、その『聞く力』を育てる支援をしています。 例えば... ①目で見て理解できるように、写真や実物を使って具体的に伝える。言葉だけよりもずっと分かりやすくなります。 ②職員が実際にやって見せる(モデリング) 「片付けてね」と言葉で言うよりも、一緒にやって見せることで、「あ、こうすればいいんだ!」と理解が深まります。 ③「今、なんて言っていた?」「どうするんだった?」と確認する。 一方的に伝えるだけではなく、子ども自身に確認してもらうことで、理解の定着をサポートします。 ④ シンプルな言葉で、間(ま)をとりながら伝える。 「これ、片付けて」「終わったら、手を洗ってね」など、短くて明確な言葉で伝え、伝えたあとに少し待つ時間を作ります。 急がずゆっくり伝えることで、子どもが情報を処理しやすくなります。 その子に合わせた、伝え方・関わり方を工夫しながら、聞いて理解するコツを掴んでもらいます。 職員とのやりとりの経験を積み重ねることで、 子ども同士のコミュニケーションもどんどんとできるようになってきます(^^)♪ 子どもたちは、一人ひとり感じ方も理解の仕方も違います。 だからこそ、じっくり向き合いながら「伝わる形」を一緒に探していいきます。 お子さんの「聞く力」や「理解の仕方」で気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね☺️

児童発達支援 ウィズ・ユーたかとり/「ちゃんと聞いてる?」——『聞く力』を育てる支援
教室の毎日
25/07/28 11:44 公開
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