「収集癖」
グレーゾーンの児童を相手だと必ずたどり着く問題です。
先日も、ハワイ風に飾り付けてあった教室中のプルメリアを
綺麗にすべて積んでくれました(笑)
このくらいは他児に迷惑がかかっているわけではないのである程度許容しながら
常同行動で仕方ないときは
「あれは取れないけどどうやったら取れると思う?」
と考えさせる療育に転換したり
いたずらの気持ちが明らかに見れるときは
「いやいや、先生この後元の戻すの大変なんですけど!
あれ?痛てて。先生ジジイだから四十肩で肩が上がらないや・・・
それでは、〇〇君元に戻してください。ありがとうございます。」
と、後始末は自分でと少しピリッと現実を教えつつあくまでツッコミというスタンスで角が立たないようにノリで片づけてもらっています。
落ち着く行動といたずらの境界線は難しく
グレーゾーンの子どもは常同行動に理解がないとストレスが溜まって
精神的に追い詰められてしまいます。
とはいえ他者に迷惑がかかるものであるなら制限をかけなくてはいけません。
その子のために他の子を犠牲にして良いわけではありません。
難しい問題です。
一概にどこが境界線か分かりませんが、白黒はっきりつけるのばかりが現実ではないので、ふわっとですが白よりのグレーでおさめるのも、それもまた必要で、落としどころだと思います。
ちょっと話がそれましたが
ぷるめりあではこのぐらいなら大丈夫なんだという現実を教えるのを重視しています。
落ち着く行動といたずらの境界線
教室の毎日
24/12/17 17:13