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2024年10月OPEN てらぴぁぽけっと鶴ヶ島駅前教室のブログ一覧

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ST(言語聴覚士)からの一筆箋

教室の毎日
こんにちは。てらぴぁぽけっと鶴ヶ島駅前教室です。
今日は、当事業所でオンライン相談会を行っている言語聴覚士から保護者様に向けてのコラムをご紹介します。
お子様の言葉の成長でお悩みの方にぜひ読んでいただきたいものです。

🌸言語聴覚士からの一筆箋🌸

「うちの子、ことばが遅い気がして…」
これは保護者の方からよく聞く声です。公園や保育園で、同じ年頃の子がペラペラお話ししているのを見ると、どうしても比べたくなってしまいますよね。でも、ことばの発達にはとても大きな“幅”があります。

赤ちゃんが歩き出す時期に個人差があるように、ことばも“その子なりのタイミング”で伸びていきます。じっくり準備してから一気に話し出すお子さんもいますし、発語以外の力(身振りや表情)でコミュニケーションを取るのが得意なお子さんもいるのです。

とはいえ、保護者の方が「早くことばを話してほしい!」と熱望されるのもよくわかります。ですが、ことばを話すようになるにはその土台が完成している必要があるのです。

規則正しい生活を送ること→からだの発達にそった十分な運動をすること→安定した親子関係に基づく心の安定を得ること→手を使った細かな動作に慣れること→実際に見たり触れたりする豊かな体験・経験を積むこと→身近な人との共感に気付くこと…などに加えて、食べたり飲み込んだり泣いたり笑ったりすることでお口の機能が鍛えられてはじめて、ことばが出るようになります。

手の動作とことばの発達になんの関係があるの?とふしぎに思われるかもしれませんが、こころとからだは繋がっていて、その先にことばがあるのです。騙されたと思って、お子さんと一緒におりがみなどを楽しんでみてくださいね。

また、お子さんが何かを伝えようとしているときは、ことばにならなくても「トミカが欲しかったんだね」「いちごおいしいね!」と、おとながことばを添えてあげてください。それが“伝える喜び”と“ことばへの興味”につながっていきますよ。

言語聴覚士(ST)の役割は、「遅れているから教える」のではなく「その子の今の強みを見つけてそこから少しずつ伸ばす」ことにあります。私たちは、発達の“標準的な道すじ”をふまえつつ、一人ひとりの個性に合わせた支援を心がけています。

比べるべきはよそのお子さんではなく、1週間前・1ヶ月前・1年前のその子本人です。今日できたことが明日もできるとは限りませんが、長い目で振り返ると成長しているポイントばかりではないでしょうか。

それでも「うちの子、このままで大丈夫?」と不安になったときは、どうぞ教室まで遠慮なくご相談くださいね。お子さんの成長をともに喜びながら、一緒に歩んでいけたらと思います。

言語聴覚士:渡邉睦美

てらぴぁぽけっと鶴ヶ島駅前教室では、言語聴覚士が在籍、直接支援にもあたっておりますが、コラムを執筆した言語聴覚士によるオンライン相談会も行うなど言葉のお悩みを持つ方への支援に特に力を入れています。
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