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まずは平面から立体へ!遊びながら空間認知力を育てよう

教室の毎日
マグフォーマーとは?
マグフォーマー(Magformers)は、磁石でくっつく幾何学的なパーツを使って自由に形を作れる知育玩具です。最近では、家庭だけでなく児童発達支援や療育の現場でも広く使われており、発達の支援にとても効果的なツールとして注目されています。

今回は、**「平面から立体を作れるようになる力」**に焦点を当て、どのようなステップで子どもを支援していけばよいのか、具体的な活用法をご紹介します。

なぜ「平面→立体」が重要なの?
空間認知力を育てる基礎になる
発達に不安のある子どもたちの中には、空間認知力や図形の理解が苦手な子が少なくありません。「平面から立体を作る」というプロセスは、図形の理解力・構造の把握・見通しを立てる力を養ううえでとても重要です。

【療育ステップ】マグフォーマーで平面から立体を作れるようになるための段階的アプローチ
ステップ①:まずは形を「並べる」から始めよう
最初は、無理に立体を作ろうとせず、平面でパーツを並べる活動から始めましょう。

例:

同じ形・色で並べてみる(図形分類)

パズルのように重ねてみる(位置関係の認識)

🟢【ねらい】:形に慣れ、手で操作する感覚を養う

ステップ②:同じ形をつなげて「構造」を意識
三角形や正方形を同じ方向で並べたり、枠のように囲ったりすることで、構造のイメージを作ります。

声かけの例:

「どこをつなげたらくっつくかな?」

「この形は何と何が合わさってできるかな?」

🟢【ねらい】:図形構成の理解・形の合成と分解の練習

ステップ③:展開図のように並べて、立体にしてみよう!
立方体の展開図を床に並べてみて、少しずつ立ち上げることで「立体ってこうなってるんだ!」と気づくきっかけになります。

簡単にできる立体例:

正方形×6枚で立方体(サイコロ)

三角形×4枚で三角錐

四角と三角を組み合わせておうち型

🟢【ねらい】:空間的思考力・手順の理解・試行錯誤力の育成

発達支援で得られる効果
効果 内容
🧠 空間認知力 平面→立体で構造の理解が深まる
✋ 微細運動 手指の使い方が自然と上達する
🗣️ 言語発達 作ったものを説明する力が育つ
🤝 社会性 一緒に作ることで協調・交渉の練習に

ご家庭でもできる!簡単な声かけのコツ
「これって何の形に見える?」

「こことここ、つなげたらどうなるかな?」

「立体になるかな?やってみよう!」

声かけを通して、子ども自身が「考える」「言葉にする」ことを促すことがポイントです。

よくあるQ&A
Q. まだ立体にできません。焦らなくて大丈夫?
👉 大丈夫です!まずはパーツに慣れて、形を並べるだけでも十分な刺激になります。段階的に進めていきましょう。

Q. 兄弟や友達と一緒に遊んでもいい?
👉 もちろんOK!協力して作ることで、社会性やコミュニケーション力も育ちます。

まとめ|「できた!」を引き出すマグフォーマー療育
マグフォーマーを使った平面→立体への遊びは、ただの知育ではなく、発達支援の土台作りになります。形を認識し、手を使い、頭でイメージしながら遊ぶことで、楽しみながら「できる」を増やしていけます。

✅ まずは平面から
✅ 少しずつ立体へ
✅ 成功体験を大切に!
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