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(103件)

赤ちゃんの絵からわかる子どもの特性と発達サイン

子どもが描く「赤ちゃんの絵」や「ぐるぐるした丸い形」には、 その子の心の状態や発達のステップがたくさん隠れています。 大人から見ると「ただの落書き」のように見える絵も、 実は感情表現や思考の発達、安心感の求め方などを 読み取る貴重な手がかりになるのです。 実際の子どもの絵をもとに、 「どんな特性が見えてくるのか」「家庭でどう関わればいいのか」 を専門的な視点でわかりやすく解説します。 1. 円を何重にも描く子どもが表していること 「ぐるぐる」「まるまる」と円を何度も描く子は、 内面の集中力が高く、自分の世界を大切にするタイプです。 円は「安心」「守られている」という形。 繰り返し描くことで、 自分の気持ちを落ち着けたり、感覚を整えたりしています。 このような描き方をする子は、 ・こだわりが強い ・自分のペースを大切にしたい ・好きなことに集中すると長く続けられる といった特徴をもっていることが多いです。 2. 色を重ねて描く子は感情が豊か 複数の色を使い、何度も上から塗り重ねるように描く場合、 その子は感情が豊かで表現意欲が強いタイプです。 「明るい色をたくさん使う」「線の勢いがある」などは、 ポジティブな気持ちや自信の表れ。 一方で、 「同じ場所を何度も塗る」「強い筆圧で描く」などは、 感覚のこだわりや、何かを調整しようとする行動でもあります。 色の使い方は、 その日の気分や感情の動きを知るヒントになります。 3. 顔を描くことは「感情理解の発達」のサイン 赤ちゃんの顔を描くとき、口や目をしっかり表すのは、 感情表現への関心が育っている証拠です。 特に「口を開けた表情」は、 泣いたり笑ったりする人の感情を理解しはじめているサイン。 言葉で表現する前に、 絵で「気持ち」を伝えようとしている段階です。 このような時期には、 「どんなお顔?」「泣いてるの?笑ってるの?」と 会話を広げることで、感情のラベリングが促されます。 4. 顔と体を分けて描くのは身体イメージの発達段階 顔と体を別々に描くのは、 4〜6歳ごろに多く見られる自然な発達段階です。 子どもはまず「顔=人」として認識し、 その後「体」や「手足」を描けるようになります。 これは身体の構造を理解し始めた証であり、 「自分と他者の違いを意識する力」が育ち始めていることを示しています。 5. 子どもの絵から見える4つの特性まとめ 観点 特徴 発達・性格の傾向 円を重ねる 自分の世界を大切にする 集中力が高く、安心感を求める 色の重ね塗り 多彩な色を使用 感情豊かで表現意欲が強い 顔の描写 表情あり 感情理解が進んでいる 顔と体の分離 顔と体を別で描く 身体イメージの発達段階 6. ご家庭でできる関わり方のポイント 「なにを描いたの?」と質問するより、  👉「この色きれいだね」「ぐるぐる楽しいね」と共感の言葉をかける。 描く様子を見て、「楽しそう」「夢中だね」と気持ちを言葉にして伝える。 無理に意味づけをせず、子どもの感じ方を受け止める姿勢を大切に。 絵は子どもにとって「心のことば」です。 上手・下手で判断せず、「その子の表現」を尊重して見守ることで、 安心感と自己肯定感が育ちます。 まとめ 赤ちゃんの絵には、 その子の性格・感情・発達段階がたくさん表れています。 円や色の使い方、顔の表情などを通して、 子どもなりに「安心」「うれしい」「かなしい」を描いているのです。 大切なのは、絵を通して「気持ちを共有すること」。 「この絵、どんな気持ちで描いたの?」とやさしく聞くことで、 子どもは「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じ、 心が安定し、表現力がより豊かになります。

とりっくおあとりーと府中/赤ちゃんの絵からわかる子どもの特性と発達サイン
教室の毎日
25/10/11 01:42 公開

「型はめでできる療育とは?発達を支える5つの力」

型はめは、ブロックやパズルを決まった形の穴にはめるシンプルな遊びですが、実は発達支援においてとても重要な療育活動です。 今回は、型はめを使った療育の効果と、おうちでもできる工夫を紹介します。 1.型はめで育つ5つの力 ① 手先の巧緻性 ブロックを持ち、向きを調整してはめる動作は、手指の細かい動きをコントロールする練習になります。 👉 発達がゆっくりな子の「手先の訓練」にも最適です。 ② 形の認識・視覚認知 丸・三角・四角など、形を見分ける力が育ちます。視覚的に情報を捉える「視覚認知力」は、のちの文字や数字の学習にもつながります。 ③ 空間認知・位置関係の理解 どの向きで入るかを考えることで、「上下・左右」や「向き・位置」を理解する力が伸びます。 → 図形の学習や運動の基礎にもなる重要なスキルです。 ④ 集中力・持続力 「できるまでやってみる」経験を通じて、集中して取り組む力を育てます。短時間でも繰り返すことで、集中の持続時間が少しずつ伸びます。 ⑤ 達成感・自己効力感 「できた!」という成功体験が積み重なると、子どもの自信や挑戦意欲を育てます。これは自己肯定感の基礎となる大切な感情です。 2.おうちでできる型はめ療育の工夫 初めは「形の数を減らす」「大きい穴の型はめ」など、成功しやすい課題に設定。 入らないときに「少し回してみようか」「こっちかな?」と声かけしてサポート。 成功したらしっかり褒めて「できた喜び」を共有しましょう。 慣れてきたら色や形の分類あそびにも発展できます。 3.療育現場での活用例 児童発達支援では、 ・構成遊びの導入 ・視覚認知訓練 ・巧緻動作トレーニング として使われています。 形を当てはめる中で「観察→試行→成功」の流れを経験することが、子どもの思考力・集中力の基礎を育てます。 まとめ 型はめは「手先のトレーニング」「形の理解」「集中力の強化」など、たくさんの発達課題をカバーできる万能な療育です。 遊びの中に自然に取り入れて、楽しく発達をサポートしていきましょう🌈

とりっくおあとりーと府中/「型はめでできる療育とは?発達を支える5つの力」
教室の毎日
25/10/08 21:33 公開

🎃発語を促すハロウィン療育法【ことばの発達支援】

ハロウィンの時期になると、子どもたちが元気に「とりっくおあとりーと!(トリック・オア・トリート)」と言う姿をよく見かけますね。 しかし、発達支援や構音練習を行っているお子さんの中には、この言葉をうまく発音するのが難しい子もいます。 実は、「とりっくおあとりーと」は発語を促す療育の題材としてとても優秀なんです。 今回は、「なぜ難しいのか」「どう練習すれば良いのか」を分かりやすく解説します。 🟣「とりっくおあとりーと」が難しい理由 ① 外国語の音が多い 「トリック」「トリート」には、日本語にない音(r、t、kなど)が含まれます。 日本語では使わない舌の動きや息の出し方が必要なため、発音が難しく感じられるのです。 ② 音の連続が長い 「とりっくおあとりーと」は一息で言うと7音節以上。 音のリズムや区切りをとらえるのが難しい子にとっては、長いことばは特にハードルが上がります。 ③ 子音の切り替えが多い 「ト」「リ」「ク」「ト」「リ」「ト」など、子音が連続して登場。 構音障害や運動面に弱さのある子は、口の動きを素早く切り替えるのが大変です。 🟣ハロウィンで楽しく発語を促す療育方法 ① 音を分けて少しずつ練習 最初から「とりっくおあとりーと」と言わせるのではなく、段階を踏みましょう。 Step 1:「とりっく」だけ言ってみる Step 2:「とりーと」だけ言ってみる Step 3:「とりっく」と「とりーと」を順番に Step 4:「おあ」を間に入れてつなげる 👉 ポイントは、「短く・リズムよく・楽しく」です。 ② リズムとジェスチャーを取り入れる 🎵 手拍子をつけて 「ト・リッ・ク オ・ア ト・リート!」 と、テンポに合わせて練習するのがおすすめ。 🖐 ポーズも加えると記憶に残りやすくなります。 「トリック」→ いたずらポーズ 「トリート」→ お菓子をもらうジェスチャー 音×動作の組み合わせで、発語がスムーズに出やすくなります。 ③ ごっこ遊びで「ことばのやりとり」を育てる 「トリック!」 「オアトリート!」 このかけ合いを、ことばのキャッチボール遊びとして取り入れましょう。 大人が「トリック!」と言い、子どもが「オアトリート!」と返す。 楽しく発語を引き出せるだけでなく、「順番に言葉を交わす力」も育ちます。 ④ 鏡を使って構音をサポート 言いにくい音がある場合は、口の形と舌の位置を見せてサポート。 「ト」…舌を上の歯の裏につけて、息を前に出す 「リ」…舌先を少し丸めて、上の歯の裏に近づける 「ク」「ト」…息を勢いよく出して音をはっきり 鏡を見ながら「まねっこ発音」をすることで、口の動きが視覚的にわかりやすくなります。 ⑤ 成功体験をたくさん積ませよう 「とりっくおあとりーと!」と言えたら、お菓子を渡して「すごいね!」とたくさん褒めましょう🍬 楽しい体験と発語が結びつくことで、ことばへの意欲がどんどん高まります。 🟣わかりやすいまとめ 難しさの理由 療育の工夫 外国語の音が多い 音を分けて練習する 音が長い 手拍子やリズムを使う 子音が多い 鏡で口の形をまねっこ 意味が抽象的 ごっこ遊びで具体的にする 発語への意欲が弱い 褒めて成功体験を積ませる ハロウィンをきっかけに、楽しく発語を引き出していきましょう🎃 🟣おわりに 「とりっくおあとりーと」は、言葉を学ぶ子どもにとって、 ・リズム ・音の操作 ・構音練習 ・模倣 のすべてを遊びながら体験できる絶好の教材です。 特別な道具がなくても、お家や施設で簡単に実践できます。 楽しいハロウィンの季節を、発語支援のチャンスに変えてみてください👻

とりっくおあとりーと府中/🎃発語を促すハロウィン療育法【ことばの発達支援】
教室の毎日
25/10/07 00:51 公開

🧱 積み木を使った療育

「積み木遊びはただの遊び」と思われがちですが、実は発達支援の現場でもよく使う療育ツールです。 積み木は、認知・言語・運動・社会性 の4つの発達領域をバランスよく育てられる万能教材。お家でも簡単に取り入れられるため、療育を始めたばかりのご家庭にもおすすめですよ。 1. 積み木療育で育つ力 ① 認知・思考力 形や色の違いを理解することで概念理解を育てる 高さや大きさを比べて比較する力がつく 見本を見て同じものを作ることで空間認知・観察力を高める ② 言語発達 「赤い積み木」「四角い積み木」などで語彙を増やす 「3つ積んで」など指示を理解することで言語理解力が育つ 出来上がった作品を説明して表現力を伸ばす ③ 運動面(手先・協応運動) 指先を使うことで微細運動を鍛える 倒さないように積むことで集中力と手のコントロールが育つ ④ 社会性・感情面 協力して遊ぶことで順番を待つ・協力する力を学ぶ 崩れた時に「また作ろう」と声かけすることで感情調整を練習 完成した時の達成感で自己肯定感が高まる 2. 積み木を使った療育遊びアイデア 模倣遊び:大人が作った形を真似する 課題遊び:「3つ積んでみよう」「橋を作ろう」など課題を提示 ごっこ遊び:積み木で車やお家を作って遊びを発展 片付け療育:色や形ごとに分けて片付ける(分類の力UP) 3. 積み木療育の効果を高めるポイント 発達段階に合わせて課題を設定  → 難しすぎるとやる気をなくし、簡単すぎると飽きてしまいます。 「壊れる」経験も大切にする  → 崩れてしまっても「また挑戦してみよう」と前向きな声かけを。 安全性に配慮する  → 乳幼児には大きめの積み木を選んで誤飲を防ぐ。 4. ご家庭での取り入れ方 毎日の遊びの中で自然に取り入れる 「積み木で作ったものを発表する時間」を設ける 親子で一緒に遊び、やり取りや会話を増やす まとめ 積み木は、遊びの中で 認知・言語・運動・社会性 をまんべんなく伸ばせる、療育に最適な教材です。 「遊んでいるだけ」に見えても、実は子どもの成長を大きく支えていますよ。

とりっくおあとりーと府中/🧱 積み木を使った療育
教室の毎日
25/10/03 01:00 公開

夏休み明け1ヶ月後に出やすい子どもの変化と注意点

夏休みが明けて新学期が始まると、子どもたちは新しい生活リズムや環境に少しずつ適応していきます。 しかし「夏休み明けすぐ」ではなく、「1ヶ月ほど経ってから」疲れや不調が表面化するケースが多いのをご存じでしょうか? 今回は、夏休み明け1ヶ月後に見られる子どもの心・学習・身体の変化と、保護者が注意すべきサイン、具体的なサポート方法を解説します。 夏休み明け1ヶ月後に出やすい子どもの変化 1. 心と感情の面 疲れが溜まりやすい 新しいクラスや先生との関係、学校行事の準備などでエネルギーを使い、1ヶ月経った頃にどっと疲れが出ます。 情緒不安定になりやすい ちょっとしたことでイライラしたり、涙もろくなったりすることがあります。 登校・登園しぶりの再燃 夏休み明け直後は頑張れていた子でも、1ヶ月後に「もう行きたくない」と言い出すケースもあります。 2. 学習の面 集中力の低下 授業に気持ちが入らず、ぼんやりする時間が増えることがあります。 学習の遅れが明らかになる 夏休み中の学習習慣の差が、この時期から成績や理解度に影響してくることがあります。 3. 身体の面 体調不良の増加 季節の変わり目による風邪や腹痛、頭痛を訴えることが多くなります。 生活リズムの乱れ 就寝時間が遅くなり、睡眠不足が積み重なると、心身の不調につながります。 保護者が注意すべきサイン 次のような変化が見られたら、疲れやストレスがたまっているサインかもしれません。 朝なかなか起きられない 学校や園に行きたがらない 以前より怒りっぽい、泣きやすい 食欲が落ちている 「お腹が痛い」「頭が痛い」と頻繁に訴える 保護者ができるサポート方法 1. 休養を優先する 無理に頑張らせず、疲れを回復させることを最優先にしましょう。 2. 学校・園との連携 先生に子どもの様子を確認し、家庭と学校で情報を共有すると安心です。 3. 生活リズムの安定 早寝早起きと朝ごはんを基本に、規則正しい生活を心がけましょう。 4. 共感的な声かけ 「疲れてるんだね」「頑張ってるの知ってるよ」と受け止める言葉が安心感を与えます。 5. 小さな成功体験を積ませる 宿題を終えられた、友達と遊べたなどを一緒に喜ぶことで自信を回復させます。 まとめ 夏休み明けから1ヶ月後は、子どもの心身に疲れが出やすい時期です。 登校しぶりや体調不良、情緒の不安定さは「甘え」ではなく「適応のサイン」であることを理解しましょう。 保護者が生活リズムを整え、気持ちを受け止め、小さな達成感を大切にすることで、子どもは安心して次のステップへ進むことができます。

とりっくおあとりーと府中/夏休み明け1ヶ月後に出やすい子どもの変化と注意点
教室の毎日
25/09/25 23:27 公開
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