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(103件)

ボルダリング療育の様々な活用法!

ボルダリングは「全身を使う運動」として注目されていますが、療育の場面では基礎的な体幹強化やバランス感覚の育成にとどまらず、応用的に活用することで 認知力・社会性・学習面 にまで広げられるのが特徴です。 今回は、発達支援におけるボルダリング療育の【応用編】として、施設で行なっている活用方法を少し紹介します。 1. 認知力・課題解決力を高める応用 ボルダリングは「どう登るか」を考えるプロセスそのものが、認知発達の刺激になります。 ルート探しゲーム:色や番号を順にたどることで、計画性や記憶力を鍛える 条件つきチャレンジ:「片足は使わない」「同じ色だけで登る」などルールを追加し、柔軟な発想や問題解決力を育む 👉 プランニング力やワーキングメモリ が強化され、日常生活の見通しづくりにも役立ちます。 2. 感覚統合を発展させる工夫 基礎編では体幹やバランス感覚を育てましたが、応用編ではより精細なコントロールを意識します。 左右差の調整:利き手ばかり使う子に「今日は左手中心」など課題を出す 動きの質を変える:「ゆっくり」「横移動」などスピードや方向を限定して登る 空間認知の強化:離れたホールドを指定して「手を伸ばす」練習をする 👉 これにより 重心コントロールや感覚統合能力 がさらに高まります。 3. 社会性・コミュニケーションの発展 ボルダリングは一人で登るだけでなく、仲間との関わりを通して社会性を育むことも可能です。 役割交代:「登る人」「指示する人」を交互に体験する 応援や順番待ち:他者を意識しながら活動に参加する 協力チャレンジ:二人でルートを考えてゴールを目指す 👉 発達障害のある子どもにとって課題になりやすい 順番・協力・共感 の経験を積む場になります。 4. 自己肯定感と忍耐力を伸ばす工夫 挑戦と達成を繰り返すボルダリングは、自己肯定感を高める絶好の機会です。 分割ゴール制:「真ん中まで行けたら成功!」と小さな目標を設定 チャレンジカード:「今日は3回挑戦」「新しいルートに挑む」など視覚的に達成を確認 失敗からの再挑戦 を促し、気持ちの切り替えや忍耐力を育てる 👉 子どもが「できた!」を積み重ねることで、日常生活にも前向きな姿勢が広がります。 5. 学習とのコラボレーション ボルダリングは遊びと学習を結びつけられるのも魅力です。 色・数の学習:「赤3つ→青2つ」と指示して数や色を確認しながら登る 言語療育:「次はどの色を掴む?」とやり取りすることで語彙力や表現力を伸ばす 図形・空間認識:ホールドの位置関係を意識することで図形感覚が育つ 👉 「遊びながら学べる」点は保護者にとっても大きなメリットです。 まとめ ボルダリング療育の【応用編】では、基礎的な運動発達だけでなく、 認知力や課題解決力の育成 感覚統合の強化 社会性や協調性の発展 自己肯定感と忍耐力の向上 学習とのコラボレーション といった 多角的な発達支援 が可能です。 ボルダリングは「挑戦」と「達成」を楽しみながら経験できる活動です。療育の現場や家庭でも安全に工夫しながら取り入れることで、子どもの成長を大きく後押しできます。

とりっくおあとりーと府中/ボルダリング療育の様々な活用法!
教室の毎日
25/09/08 23:01 公開

ボルダリングでできる療育とは?

最近、子どもの発達支援や療育の現場で「ボルダリング」を取り入れる施設が増えています。 ボルダリングは単なるスポーツではなく、運動能力・認知機能・社会性・感覚統合 など幅広い発達を支援できる活動です。 今回は、ボルダリングを療育に取り入れるメリットと実践の工夫を、専門的な視点から解説します。 1. ボルダリングが療育に向いている理由 ボルダリングは「登る」というシンプルな動作の中に、発達に必要な要素が詰まっています。 安全な環境で挑戦することで、子どもは自然に体や心を成長させていきます。 2. ボルダリング療育の効果 ① 運動面の発達支援 体幹やバランス感覚が育つ 全身の筋肉をバランスよく使える 握る・支える・放す動作で手先の巧緻性が高まる 姿勢保持が自然にトレーニングできる ② 認知機能の支援 ゴールまでのルートを考えることで「プランニング力」が育つ 登り方を試行錯誤しながら「問題解決力」を獲得 「次はどこを掴むか」を考えることでワーキングメモリを刺激 ③ 社会性・感情面の支援 ゴールまで登り切った達成感で 自己肯定感アップ 失敗から再挑戦する経験が 忍耐力と気持ちの切り替え を養う 順番を待つ・友達を応援する経験が 社会性の成長 に繋がる ④ 感覚統合の支援 ホールドを掴む感覚で触覚を刺激 体を引き上げる力加減で固有感覚が育つ 適度な高さでの挑戦が空間認知能力を高める 3. 療育での取り入れ方の工夫 ルートを簡単に設定する:色や番号を決めて、達成感を得やすくする 小さなゴールを作る:「ここまで登れたらOK!」と分割して褒める 時間や回数を明確に:「2回登ったら休憩」など見通しを持たせる 安全管理を徹底:クッションマットの設置、職員の補助、ルール説明は必須 4. まとめ ボルダリングは、 運動能力の向上 認知機能の発達 社会性や感情の安定 感覚統合のサポート といった 多角的な発達支援ができる療育活動 です。 子どもにとっては「楽しい遊び」でありながら、療育的な効果が高いのが魅力です。 「挑戦してできた!」という成功体験を積み重ねることで、自己肯定感や自信を大きく育てることができます。

とりっくおあとりーと府中/ボルダリングでできる療育とは?
教室の毎日
25/09/05 19:43 公開

療育施設は病名がなくても通える?

「うちの子、言葉が遅れているけど病名がついていない。療育施設は利用できるの?」 「診断がないと受けられないの?」 そんな疑問を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。 結論から言うと、療育施設は病名がなくても利用できる場合があります。 今回は、療育施設を利用するための条件や、病名がなくても通えるケース、必要な手続きについてわかりやすく解説します。 療育施設とは? 療育施設とは、発達に課題を持つ子どもが通うことができる支援の場です。代表的なものに以下があります。 児童発達支援(未就学児対象) 放課後等デイサービス(就学児対象) 言葉・運動・コミュニケーション・生活スキルなど、子どもの特性や課題に合わせて療育が行われます。 病名がなくても利用できるケース 療育施設は「診断名」が必須ではありません。以下のような困りごとがある場合、利用できる可能性があります。 言葉がなかなか出ない、語彙が少ない 集団活動やお友だちとの関わりが難しい 感情のコントロールが難しく、トラブルが起きやすい 運動が不器用で生活に支障が出ている 保育園や幼稚園から「発達に心配がある」と言われた 👉 このように「日常生活に支障がある」と判断されれば、病名がなくても療育を受けられることがあります。 療育を利用するために必要なもの 療育施設を利用するために必要なのは、**「障害児通所受給者証」**です。 これは、市区町村が発行するもので、療育を受けるための“利用許可証”のような役割を果たします。 受給者証を取得する流れ 一般的な流れは以下の通りです。 市区町村の障害福祉課や子ども家庭課に相談 医師の意見書や心理士の発達検査の結果を提出 行政による面談・調査を受ける 必要性が認められれば受給者証が交付 利用したい療育施設と契約し、通所開始 ※ 自治体によっては手続きの流れが多少異なることがあります。 病名がある場合とない場合の違い 病名がある場合 受給者証の申請がスムーズに進みやすい 医師の診断書がそのまま「支援の必要性」を示す証拠になる 病名がない場合 発達検査の結果や保育園・幼稚園からの意見が重要 行政の面談で「生活に困りごとがある」と判断されれば交付される まずはどこに相談すればいい? 病名がなくても「ちょっと発達が気になる」「集団生活で困っている」と感じたら、次の場所に相談するのがおすすめです。 児童発達支援施設 市役所(障害福祉課・子ども家庭課) 地域の発達支援センター かかりつけ小児科や専門外来 まとめ 療育施設は病名がなくても利用できる場合がある 必要なのは「障害児通所受給者証」 受給者証を取得するためには、市区町村への相談が第一歩 困りごとがあれば、早めに相談・申請することが大切 療育は、子どもの「できること」を増やし、親子の生活を楽にするための大切な支援です。 「診断がないから無理」と思わず、まずは行政や専門機関に相談してみてください。

とりっくおあとりーと府中/療育施設は病名がなくても通える?
教室の毎日
25/09/04 22:45 公開

3歳児が感情をコントロールできずに叩いてしまうときの対応

「3歳の息子が保育園でお友達を叩いてしまう…」 そんなご相談は児童発達支援の現場でもよく聞かれます。 3歳児はまだ言葉や自己コントロールが発達の途中。気持ちが高ぶると、つい手が出てしまうことがあります。これは「乱暴だから」「しつけが足りないから」ではなく、発達段階に応じた課題であり、適切な支援をすることで改善していけます。 今回は、3歳児が感情のコントロールを学び、叩いてしまう行動を減らしていくための療育や家庭での関わり方について詳しく解説します。 3歳児が叩いてしまう理由 気持ちをうまく言葉で表現できない 「貸して」「いやだ」と伝える前に手が出てしまう。 順番を待つことが難しい 衝動性が強く、我慢する力が育ちきっていない。 怒りや不安の処理が未熟 心の中の大きな感情を落ち着ける方法をまだ知らない。 👉 このように、叩く行為の背景には「発達の未熟さ」が関係しています。 当施設での療育の方向性の例 1. 感情の理解と表現を育てる 感情ラベリング 大人が「悲しかったね」「怒ったね」と気持ちを言葉にする。 絵カードや絵本の活用 表情を描いたカードを見て「この顔はどんな気持ち?」と学ぶ。 2. 衝動をコントロールする練習 待つ・止まる遊び 「進め!止まれ!」のリズム遊び、サイコロゲームなどで遊びながら練習。 短い順番待ち 少人数でのカードゲームやブロック遊びで「順番を守る」経験を積む。 3. 代替行動を教える 「叩きたくなったらクッションを叩く」 「先生に伝える」「いやだと言う」など、叩く以外の方法を具体的に練習する。 4. 成功体験を積む できた瞬間に褒める。 シールやカードで「できた!」を見える化して自信につなげる。 5. 環境調整 集団が難しいときは少人数から始める。 気持ちが高ぶったら休憩できる「クールダウンスペース」を用意する。 家庭でできる関わり方 1. 絵本の読み聞かせ 「いやだいやだ」「くっついた」など気持ちを扱う絵本で感情表現を学ぶ。 2. 親がモデルになる 「ママも怒ったら深呼吸するよ」と見せることで、落ち着く方法を学べる。 3. 振り返りを短く行う 気持ちが落ち着いたあとで「叩かれたらどんな気持ち?」と共感を交えて話す。 まとめ 3歳児が感情のコントロールを身につけるには、 感情を理解して言葉にする力 衝動を抑える練習 代替行動を覚えること 成功体験の積み重ね が大切です。 叩いてしまう行動をただ叱るのではなく、「どうすればよかったのか」を一緒に練習することで、子どもの「伝える力」と「自己コントロール力」が育っていきます。 施設やご家庭での取り組みを組み合わせながら、お子さんが安心して気持ちを表現できるようにサポートしていきましょう。

とりっくおあとりーと府中/3歳児が感情をコントロールできずに叩いてしまうときの対応
教室の毎日
25/09/03 21:41 公開
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