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ボールで顔の大きさを体感!?自分の体を知る療育の効果とは

子どもは「自分の顔の大きさ」を知らない?
発達に課題のある子どもたちの中には、「自分の顔の大きさ」や「顔のパーツの位置」を把握するのが難しい子がいます。
特に、発達障害・自閉スペクトラム症(ASD)・知的発達の遅れがある子どもでは、**ボディイメージ(身体認識)**が未発達なことが多いです。

今回は、ボールを使って自分の顔の大きさを把握するシンプルな療育方法をご紹介します。

自分の顔を知ることが大切な理由
1. 自己認識の発達に直結する
顔の大きさを体感することで、「自分はこれくらいの大きさなんだ」と、自分の体の境界線を認識できるようになります。

2. 感覚統合に効果的
触覚・視覚・固有受容感覚を統合して使うため、感覚統合療育の一環として活用できます。

3. 空間認知と他者認識にもつながる
「顔のパーツはどこにあるのか」を理解できると、相手の顔にも興味が向きやすくなり、社会性の発達にもつながります。

療育アイデア:ボールで顔の大きさを体感する方法
【用意するもの】
顔と同じくらいの大きさの柔らかいボール(直径15〜20cm程度)



必要に応じて目・鼻・口などのシール

【やり方】
子どもの顔の前にボールを持ち、「このボール、○○ちゃんの顔くらいだね」と声をかけます。

鏡を見ながら、実際に顔とボールを比べます。

「ここがおでこ」「ここがほっぺ」など、具体的にパーツを言語化して伝えます。

ボールに目・鼻・口のシールを貼って、顔を作る遊びに発展させてもOK!

この療育で期待できる効果
効果&内容
1,ボディイメージの向上→自分の体のサイズ・形に気づけるようになる
2,感覚統合の強化→触覚+視覚+体性感覚の統合的な刺激になる
3,社会性の基礎づくり→顔への興味→相手への興味につながる
4,空間認知の土台づくり→顔の大きさ・形から「大きい」「小さい」を体感

こんなお子さんにおすすめ!
顔や体の絵を描くとバランスがおかしい

他人の顔にあまり関心がない

自分の体のイメージがぼんやりしている

感覚過敏・鈍麻があり、体に触れられるのを嫌がる

よくある質問(Q&A)
Q. 顔と同じ大きさのボールがない場合はどうする?
👉 タオルを丸めてボール状にしたり、紙を丸めてもOK!目安は直径15〜20cmくらいです。

Q. 何歳くらいから取り入れられますか?
👉 3歳前後からがおすすめ。感覚に過敏さがある子には、無理に触れず視覚中心の活動から始めましょう。

まとめ:ボール1つでできる“自分を知る”療育
顔の大きさを体で感じるというのは、大人にとっては当たり前でも、子どもにとっては大切な発見です。
特に発達支援が必要な子どもたちにとって、「自分の体を理解する」ことは生活スキル・対人スキル・学習スキルの土台になります。

ボールひとつで、自分を知る第一歩を!
ご家庭でも、ぜひ取り入れてみてください。
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