青空を背景に、力強く泳ぐ鯉のぼりは、放課後等デイサービスの子どもたちの心を躍らせる。 5月の風は、ほんのり温かさを帯び、春の草の息吹が、子どもたちの鼻腔をくすぐる。
「○○さん! あの鯉のぼり、僕らの作ったやつみたい!」 そう叫ぶのは、小学3年生の●●。 彼は、先週、デイサービスで、色とりどりの布を丁寧に縫い合わせて、自分だけの鯉のぼりを製作したのだ。
「そうね、●●くんの鯉のぼり、とっても立派に泳いでるわね!」 担当スタッフは、●●の頭を優しく撫でながら微笑む。
子どもたちは、それぞれの鯉のぼりを見上げながら、笑顔で歓声を上げる。 その姿は、まるで、希望に満ち溢れた未来に向かって、力強く泳ぎ出す鯉のぼりのようだった。
5月5日
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25/05/05 09:38
