進路・就労プログラムとして、「言葉遣いチャレンジ」と題し、敬語について考えてみました。
☆敬語って何だろう?
まず、普段何気なく使っている「〜です」「〜ます」といった丁寧語や、さらに相手への敬意を示す敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)について、具体的な例を挙げながら説明しました。
☆メリット・デメリットを徹底討論!
次に、「丁寧語や敬語を使うメリット・デメリット」そして「使わないメリット・デメリット」をみんなで考えました。
使うメリットとしては、「相手に良い印象を与えられる」「信頼してもらえる」「いやな印象を与えない」といった意見が出ました。
一方、使うデメリットとしては、「堅苦しくなる」「相手との距離を感じる」といった声も。
☆使わないメリットとしては、「親しみやすい」「気を遣わない」といった意見がありましたが、使わないデメリットとしては、「失礼にあたる」「そういう人だと思われる」「誤解を招く」など、具体的な場面を想像しながらいろんな意見がでていました。
☆「使う・使わない」は自分で選ぶ!
このプログラムでは、言葉遣いを「こうあるべきだ」と強制するのではなく、それぞれの言葉遣いが持つメリットとデメリットを理解した上で、自分で「どう使うか」を選択することの重要性を伝えました。
「相手にどう伝えたいか」「どんな関係性を築きたいか」によって、言葉遣いを意識的に変えていく力が、社会で生きていく上で大切になることを感じてもらえていることを期待しています。
☆実際にチャレンジ!身近な会話を丁寧語に
最後に、実際に身近な会話文を敬語にしてみるワークを行いました。「これ、貸して!」「今ヒマ?」といったカジュアルな会話が、「こちらをお借りしてもよろしいでしょうか?」「今、お時間ございますか?」というように変わっていき、舌がもつれそうになりながらもチャレンジしていました。
今回の「言葉遣いチャレンジ」を通して、言葉の持つ力を知り、相手を思いやる気持ちを言葉で表現することの重要性を学ぶ良い機会となりました。
これからも、子どもたちが社会で自信を持って活躍できるよう、様々なプログラムを通じてサポートしていきます。
言葉遣いチャレンジ!
教室の毎日
25/07/04 11:27
